CHANEL J12 オーバーホール・プッシュボタン修理のご依頼です。

修理ブランド

今回は、CHANEL J12 オーバーホール・プッシュボタン修理のご依頼です。

シャネルが2000年に発表した「J12」は、ケースとブレスレットにブラックのセラミックを用いた革新的な時計として登場しました。

セラミックはステンレススティールより加工が難しいと言われています。製造途中で破損や収縮などが起こりやすく、その品質の管理や保証の難しさから時計に採用される例は少なかったのですが、金属アレルギーを起こさない素材であること、艶やかな質感はセラミックならではであり、その美しい輝きは驚きをもって迎えられました。

シャネルはファッションブランドとしてのイメージが強いですが、機械式時計の技術力向上にも余念がなく、「自社開発ムーブメント」を求め、自動巻きムーブメントの製造会社ケニッシに資本参加し、マニュファクチュールとしての道を歩んでいることにも注目されているブランドです。

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今回はオーバーホールに加え、プッシュボタンが効かなくなったとの事なので、プッシュボタンも修理します。

オーバーホールは単なる「分解・洗浄・組み立て」ではありません。人間でいうところの健康診断のような役割も持っています。分解していき名がら部品に破損がないかチェックし、動作不良のある場合はその原因を探しながら分解していきます。例えば歯車だったら、歯に欠けがないか、汚れが溜まってないか、油が切れて部品に擦れ跡がついてないかなどもチェックします。

オーバーホールは部品に破損がない限りは元のものをそのまま組み立てていきますが、もし破損した部品がある場合は新しいものと交換します。その際はオーバーホール料金に別途部品代がかかります。組み立てる際は、時計が動くときに負担のかかる個所に油を注します。特にテンプやガンギ車などの常に動き続けている個所は専用の軽い油を指します。逆に香箱などの強い力がかかるところは簡単に油が流れ出ないように重い油を注します。

時計は一気に全部組み立てていくのではなく、段階ごとに動作チェックと調整をしながらぶいごとに組み立てていきます。こうすることで、組み立てる段階でも不具合を見つけることができるからです。

修理のご依頼を頂きましたが、オーバーホールをしていくうえで、プッシュボタンの効きが悪いなどもこの段階でチェックし修理いたします。

今回のプッシュボタンは錆付きによるものでしたので、洗浄し油を差し改善されました。折れや破損ではなくて本当に良かったです。