BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 万代シティ店 > 「新潟・万代(ブローチ)時計修理工房」今回は時計の液漏れについてご紹介していきたいと思います。
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ブローチ時計修理工房万代店です。

ブローチ時計修理工房万代店です

皆様は時計がどういう時に液漏れをするかご存知ですか?
今回のブログを呼んで時計の液漏れに興味を持ってもらえれば嬉しく思います。

液漏れとは?

液漏れとは電池の中に入っている電解液という液体が電池の外に漏れてしまう現象のことで起こる現象です。
止まった時計を使用しない場合、電池の取り外しをオススメしています。
理由は長期間電池を入れっぱなしにしていたり、保存環境が悪かったりするすると液漏れする可能性があるからです。

液漏れして電池に粉が拭いている

写真に載っている電池は液漏れした電池の画像です。
液漏れして電池に粉が拭いています。
電池端子やその回り絶縁シートも汚れ腐食が見られます。

なぜ液漏れが起きるのでしょうか?

電池が液漏れする原因は?

液漏れは、使用の劣化によって引き起こされることが多いですが、未使用品でも液漏れが起こる可能性があります。

使用中の液漏れ
機器が動かなくなったままの状態で電池を抜かずにおいておくなど、機器を作動させることができる電圧以下まで過度に放電された状態になっていた。
・電池を逆向きに入れた。
・電極部分に金属が触れてショートした。
などの原因が挙げられます。

未使用の液漏れ
未使用品が液漏れする原因は、輸送中に衝撃が加えられ変形したことや、保存環境が悪くサビや破損、メーカーが推奨する使用期間を超えた保管によって液漏れすることが考えられます。

液漏れは異常な現象だと思われがちですが、実は電池を安全に使うためには避けられないメカニズムです。

*電池は、何らかの異常で内部にガスがたまった時に破裂するのを防ぐ為、ガスが外部に放出する仕組みになっています。
このガスが放出される時にどうしても内部の液も一緒に漏れてしまいます。

漏れ出したアルカリ性の液は、部品を腐食させます。
場合によっては、分解掃除や部品交換などの修理が必要になります。
特に回路が腐食すると部品を交換しなければなりません。
あまり古い時計ですとメーカー生産終了のため部品が手に入らない場合もあります。

電池液漏れがしていても電池回りの汚れを拭き取り、電池交換のみで動作することもあります。
しかし、その時は動作していても、まれにその後の使用で漏れ出してた成分や汚れが歯車などに引っかかり止り遅れの原因になることもあります。
特に分解してみないとわからない内部の汚れは、電池交換と点検だけではわからないこともあります。
また電池液漏れするくらい放置されているということは、その他オイルの劣化なども考えられますのでオーバーホールをおすすめいたします。

オーバーホールとは

オーバーホールとは、時計が正常に動くように、時計のすべての部品を分解、洗浄、組立、注油、調整、実測を行うもので、分解掃除とも呼ばれています。
電池交換や精度調整のみでは修正できない不具合のある時計や、購入から数年経過した時計に必要なメンテナンスです。

腕時計のオーバーホール新潟、神田、鎌田、阿佐ヶ谷

上の写真は時計のパーツを分解したものです。
この写真の時計は自動巻式時計です。
オーバーホールの流れをご紹介します。

時計の分解→部品の洗浄・ケースブレスレットの洗浄→ムーブメントの組み立て・注油・タイミング調整

ムーブメント組み立て・注油、タイミング調整

→防水テスト、ランニングテスト、巻き上げのテスト→オーバーホール完了

以上がオーバーホール作業の流れです。
詳しいことはオーバーホールリンクにアクセスしご確認ください。

今回は液漏れについてご紹介しました。
電池交換、取り外しをなるべく早くすることで時計を良い状態のまま使用することができます。
お困りごとがございましたらブローチ時計修理工房にお越し下さい。

 

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