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SEIKO(セイコー)の腕時計のコマ調整

1月 14th, 2022

今回紹介するのはSEIKO(セイコー)コマ調整です。
ネイビーのシンプルな文字盤に「SEIKO」という文字が際立っていて落ち着いた大人の印象を持ちます。また、シンプルなデザインで普段使いもできますね。日にちが入っているので社会人の方など日々、時計を使う方には重宝する時計ですね。

SEIKO(セイコー)の電池交換はブローチ宝石・時計修理工房阿佐ヶ谷へ
こちらの時計は、就職祝いで初めて購入した時計だそうです。普段は時計を使わないのでベルトのサイズがいまいち分からないそうです。購入から1か月しかたっておらず、リューズは軽やかに回り日付、秒針ともに問題がなかったので、今回はコマ調整で承りました。

早速作業に取り掛かります。

SEIKOのコマ調整はブローチ宝石・時計修理へ
お客様の要望は両側からコマを一つずつ外したいとのことでした。実際に外してお客様の腕に試着をしてみました。しかし、ベルトにはまだゆとりがあり、時計がずれてしまうのでもう一コマ外したほうがいいとブローチ宝石・時計修理工房のスッタフTが判断させて頂きました。なので、6時の方向から2コマ、12時の方向から1コマ外してみました。お客様の腕に試着をしてみると的確なサイズになっており、大変満足していただけました。これからの腕時計がある生活が良いものになるよう心から願っております。ブローチ宝石・時計修理工房ではお客様が納得いただけるまでベルトの微調整にお付き合いさせて頂きます。

コマ調整は何時から外すのがオススメ?

ブローチ宝石・時計修理工房
基本的にコマ調整する場合は、6時側からコマを外すのがおすすめです。その理由は、人間の腕が正円ではないからです。腕時計を見るアクションをしてみてください。そうするとわかるように6時側のバンドが短ければ、文字盤が顔の方をむくのがわかると思います。逆に12時側を短くしてしまうと、短いコマぶん文字盤が外向きになってしまい時計が見えにくくなってしまいます。そういった理由からメタルバンドの調整は「6時側を短くする」ということが基本になっています。

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております。

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