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クロノグラフ針が取れてしまったBREITLING(ブライトリング)のオーバーホール

3月 20th, 2024

依頼内容

BREITLINGで人気のクロノグラフ
創業者レオン・ブライトリングが24歳という若さで創業したBREITLING(ブライトリング)
1884年に腕時計ブランドが多くあるスイスに創業しました。創業者レオンは元々パイロットになりたいという夢を抱いていたため、BREITLINGがパイロットウォッチに情熱を注ぐことは想像がつきます。また1915年には世界で初めて独立プッシュボタン付きクロノグラフを誕生させました。創業当初から、他の時計ブランドとは少し違く、懐中時計のストップウォッチ・クロノグラフを主力としていました。現在でもその情熱は引き継がれており、クロノグラフ・時計の正確さ、ムーブメントの精巧さが極められています。今回はそんなBREITLINGの看板、クロノグラフの針が取れてしまったためご来店頂きました。

修理内容

①オーバーホール

機械式時計は約5~7年に一度オーバーホールをしてあげた方がいいといわれています。これにはきちんと理由があり、歯車の間についている油が1~2年で切れてしまう事。摩擦が強くなると部品の破損に繋がるという事。動いている状態でも部品に負荷がかかっている可能性がある事など、様々な理由が挙げられます。その為定期的に確認してあげる必要があるのです。

②パーツ交換

BREITLING
今回はクロノグラフの針を取り付けるセンタークロノ車が破損してしまっていました。このため針の取り付けではなくオーバーホールが必要となりました。時計のパーツでもどこが破損しているか、どのように破損しているかが重要となります。今回は少しレアケースではありましたが、対応することが出来ました。

時計師のコメント

BREITLING
センタークロノ車の針を取り付ける部分が破損している珍しいケースでした。たしかにクロノグラフの針が戻る際には、パーツに大きな負担がかかります。よく使用する方は、使用頻度を考えてあげると時計に優しいですね。

BROOCH時計修理工房とは

阿佐ヶ谷店
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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BREITLING
今回のBREITLINGのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。

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