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動かなくなってた【Orient Star(オリエントスター)】の修理

5月 14th, 2024

ーご依頼内容ー

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ORIENT(オリエント)は1950年に誕生した、SEIKO・CITIZENと並ぶ日本の3大時計メーカーの一つです。一時期低迷期に入ってしまいますが、SEIKO EPSONの子会社になることで、現在まで活躍してきました。ORIENTは万年カレンダーや46系ムーブ等様々な時計を開発してきました。またORIENTから生まれたOrient Star(オリエントスター)は、「輝ける星」をイメージして作られています。今回はこのOrient Starを使おうとしたところ、ゼンマイを巻いても動かなかった為、ご来店頂きました。

ー修理内容ー

⑴パーツ交換

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今回は自動巻きの心臓部「ローター」が破損していました。またこれにより内部にネジが折れ込んでしまうという事態が発生していた為不動になってしまいました。純正の新品のパーツに変えたことで、ローターが復活しました。

⑵オーバーホール

機械式時計は約5~7年に一度オーバーホールをしてあげた方がいいといわれています。これにはきちんと理由があり、歯車の間についている油が1~2年で切れてしまう事。摩擦が強くなると部品の破損に繋がるという事。動いている状態でも部品に負荷がかかっている可能性がある事など、様々な理由が挙げられます。その為定期的に確認してあげる必要があるのです。

―時計師のコメントー

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機械式時計は文字通り「機械」のため、車等と同じように定期的なメンテナンスが必要です。数年放置していたものですと、急に動かすことでパーツに負荷がかかり破損してしまう事があります。是非週に一度くらい使ってあげてください。

BROOCH時計修理工房とは

BROOCH時計修理工房蒲田店
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

 

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