GUCCI(グッチ)の革ベルトの加工・オーバーホールをご依頼頂きました。
依頼内容
GUCCI(グッチ)は1921年、フィレンツェで創設されました。誕生以降、世界のラグジュアリーファッションのパイオニアとして成長を続けるブランドです。そんなGUCCIの時計は日本でも様々な有名人が付けています。例えば野球で有名な新庄剛志さんやお笑い芸人の有吉弘行さん、みやぞんさんなどがいらっしゃいます。そんな数多くの有名人も愛用しているGUCCI。今回はご両親がペアで使っていた時計のお父様の方を譲り受けた方からのご依頼です。電池交換でご来店されましたが、そんな大切な時計なら!とお伝えしたところ、オーバーホールをして綺麗にしてから使おうとご決断下さいました。
修理内容
①オーバーホール
クオーツ式腕時計でも5~7年に一度オーバーホールをしてあげた方がいいといわれています。これにはきちんと理由があり、歯車の間についている油が1~2年で切れてしまう事。摩擦が強くなると部品の破損に繋がるという事。動いている状態でも部品に負荷がかかっている可能性がある事など、様々な理由が挙げられます。その為定期的に確認してあげる必要があるのです。
②ベルト加工・交換
今回はオーバーホールと一緒にベルトの交換も承りました。GUCCIの時計の多くは、ベルトを着ける部分に凸状の飛び出しているパーツがあります。このパーツがあるため、買ってすぐつけるという事が出来ません。その為ベルトの真ん中部分を凹状にカットする必要があります。今回はその加工をしてベルトを取り付けました。
時計師のコメント
デザイン性に優れているGUCCIの時計は、ベルト交換も一筋縄ではいかないことがあります。今回はオーバーホールと一緒でのご依頼であったため加工・交換も一気に出来ました。またご両親の思い出の詰まっている時計という事もあり、傷も少なく大切に使われてきているのがよく分かりました。今後お母様がお持ちのGUCCIもオーバーホールが必要になるかと思います。その時は是非当店をご利用ください。
その他のGUCCIの修理事例
今回のGUCCIのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。
BROOCH時計修理工房
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。