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ROLEXデイトジャストのリューズ不良の修理【重い・固い】

7月 31st, 2023

依頼内容

ROLEXのデイトジャストのリューズが重い場合の修理は、オーバーホールで改善します。

ロレックスの時計を使っていくうちに、トラブルが生じやすいパーツの代表的なものに「リューズ」があります。漢字では「竜頭」と表記します。時計ケースの横に小さく飛び出たパーツのことを指します。リューズのトラブルの中でも多いのは「リューズが抜けた」「回せない」「重い・固い」といった内容です。今回のご依頼は、ロレックスのデイトジャスト。自分でご褒美として購入したROLEXです。リューズを回した時に重い感じがしたためブローチ時計修理工房へお持ちいただきました。

修理内容

①オーバーホール(分解清掃)

リューズのトラブルはオーバーホールをすることで原因を突き止めることが可能です。リューズに何らかの異常が生じたときには、自分で何とかしようとするのは避けたほうがよいです「重いから、もう少し力を込めた巻いてみよう」と、無理をすることはパーツ破損につながります。今回お持ちいただいたロレックスのデイトジャストはリューズに付随するパーツの油の固着が原因でしたので、パーツ交換無しのオーバーホールで改善ができました。

②ゼンマイ交換

ロレックスのゼンマイ交換は、オーバーホールの際に同時にご依頼ください。

ブランド推奨のオーバーホール期間より長くご使用になられている際、ゼンマイは消耗品のため、オーバーホールの際に同時に交換をされることをオススメしております。オーバーホールと同時にご依頼であればお預かり期間中に交換が可能です。

時計師のコメント

お持ち込みいただいたロレックスのデイトジャストですが、大きな傷もなくとても大切に使用されていたことがわかります。ただ機械式時計は、200以上のパーツで構成され、全てに注油をしています。ブランド推奨のオーバーホール期間を過ぎて、15年くらいご使用になると中の油は気化、もしくは固まり【リューズ重い】の症状が発生します。今回リューズの重さに違和感を感じ、オーバーホールをご依頼いただけて良かったです。もしこのままお使いになられていたら、パーツ破損につながっていたと思います。機械式時計は3~5年に一度オーバーホールをすることで安心して快適にご使用いただけます。定期的なメンテナンスがおススメです。

ROLEXの修理事例

ROLEX修理事例
今回以外のロレックスの修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。

BROOCH時計修理工房

阿佐ヶ谷店
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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