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【HERMES(エルメス)】クリッパーの外装磨きならBROOCH時計修理工房神田店へ

1月 29th, 2023

HERMES(エルメス)クリッパーの外装磨きのご依頼をいただきました。

エルメスのクリッパー

こんにちは。BROOCH時計修理工房神田店です。今回はエルメスの外装磨きのご依頼をいただきました。ご依頼頂いた時計はお祖母様からお母様へ、そしてオーナー様へと受け継がれてきた家族にとってとても大切な時計でした。オーナー様は結婚式に備えて、綺麗にして使いたいとご依頼してくれました。シルバーとゴールドのデザインで、大事な場面にピッタリの魅力あふれる時計ですね。ケースとブレスの両方を磨き、長年使用されて付いてしまった小さなキズはピカピカになって戻ってきました。年代を超えて愛されるエルメス。今回はそんなエルメスの時計ついてご紹介いたします。

高級馬具から始まったエルメスと時計の出会い

1837年、フランスのティエリ・エルメスがパリに高級馬具の製造工房を開業したことから、エルメスの歴史が始まりました。製造する馬具が常に高い評価を受け、名を広めていいたことで経営規模も順調に拡大。20世紀前半には馬具からバッグや財布などの製造にシフトし爆発的に人気になりました。今に至るまで有名ブランドとしての立ち位置を確立して、エルメスの腕時計はバッグや財布と同様に多くの人から愛されています。そんなエルメスと時計の出会いは1910年代。1920年頃から「ジャガー・ルクルト」や「ユニバーサル」などの時計メーカーとの共同作業で時計を製作していきます。1978年にはスイスのピエンヌでエルメスの時計専門の子会社「ラ・モントル・エルメス」を設立させ、本格的に時計の製作に乗り出しました。

エルメス時計の歴史

エルメスが最初に当時主流であった懐中時計の鎖の代わりに革のストラップを装着した時計「ブレスウォッチ」を製作。ここでもエルメスの職人技と革を活かすこだわりとアイディアを発揮させ、時計においてもエルメスが革を使った時計の先駆者になりました。その後、1928年には革を使った「ベルトウォッチ」を発表します。ベルトウォッチはゴルファ向けに作られた時計です。ウエストベルトのバックルには時計の製作に取り組み、アルソーやリッパー、セリエ、ケリーといった、現在でも世界中に愛されている作品が作られました。原点でもある革の素材は時計にも生かしたことで、ベルトを使った時計の先駆者となったエルメス。更に時計専門会社をスイスに設立させたのは時計技術を得る為でした。スイスの時計製造に求めた耐久性と実用性に加え、エルメスの持つ革職人の技術と伝統やアイテムとファッション性の融合を求めたものでした。時計製造に対しても、モノ作りにこだわるエルメスの原点が見られます。「美しい作品には機能が伴っていなければならない」歴史ある革づくりの技術の伝統と革命、本物を形にするというエルメスのポリシーは時計にも宿されています。

大切な時計はメンテナンスが大事です。

神田店の外観

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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