【ROLEX】ロレックス デイトジャストの分解掃除・外装磨きを承りました
こんにちは、ブローチ時計修理工房神田店です。
本日は、オーバーホールとポリッシュ、ゼンマイ交換でお預かりしました【ROLEX Date Just-ロレックス デイトジャスト-】のご紹介です。
とどまることを知らない人気モデル
ロレックス デイトジャストと言えば、バリエーション豊富で文字盤・ベゼル・インデックス・針などでかなり雰囲気が変わるモデルです。私たちスタッフも見たことが無い珍しいカラーバリエーションのデイトジャストをお持ち下さるオーナー様もいらっしゃいます。今回、お持ち頂いたこちらのデイトジャストもかなり珍しい配色ですよね。
なぜ「デイトジャスト」が人気なのか
なぜ「デイトジャスト」は人気なのでしょうか。実はこのモデルにはロレックスの3大発明が組み込まれています。それは「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」です。「オイスターケース」は、裏蓋部分が一周ギザギザしていて専用のものをつかって開け締めを行います。防水性を高めているこのオイスターケースは「オイスター=牡蠣のように強固」な作りをしていることから「オイスターケース」と名付けられました。叩いたり落としても大丈夫、という意味での「強固」ではございませんので、お気を付けください。
お次は「パーペチュアル機構」。この機構は、自動巻きのことを指しており、手巻き式が主流だった時代の世の中にかなりの衝撃を与えました。ただ、手巻き式が一般的だったため、当時の人達は癖でゼンマイを巻いていたそうです。そのため、リューズをねじ込み忘れる人が続出したとか、しなかったとか。そこで、全回転式のローターを開発し、日常生活の中で付けているだけでゼンマイが巻かれ、リューズねじ込み忘れ問題を解消しました。このエピソードは、デイトジャスが当時の時計性能から一番最初に頭一つ出たことも伺えます。せっかくの防水性も、リューズのねじ込み忘れは、かなりの致命傷になりますからね。。。
そして最後が、「デイトジャスト機構」。これは、ロレックスをお持ちでない方でもお持ちの時計にカレンダー機能がある方は多いのではないでしょうか。「日付が変わる0時になると瞬時にカレンダーも変わる」ことは、今では当たり前ですが、この機構を編み出したのもロレックス。時計の王様と呼ばれるに相応しい三大発明です。デザインも豊富かつこの三大発明が組み込まれているデイトジャストが人気なのも納得です。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。