【東京神田・ブローチ時計宝石修理工房】クロノグラフのプッシュボタンが重いのはなぜ?
11月 30th, 2021
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です!神田のお近くで腕時計のメンテナンスのショップをお探しならぜひ当店におかませください!【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、お気軽にご来店ください。
さて、本日は「クロノグラフのプッシュボタンが重いのはなぜ?」についてです。
クロノグラフのプッシュボタンが重いのはなぜ?
クロノグラフのプッシュボタンが重い理由は2つあります。1点目は、【プッシュボタン周りの汚れ】です。ひどい場合ですと錆びなどによる原因で重くなっているかと、予想されます。汚れ程度であれば、洗浄して新しい油を指してあげれば改善されますが、錆びの場合は交換しなければいけなくなる可能性があります。
2点目は【内部、クロノグラフ機構の油切れによる重さ】です。プッシュボタンは、クロノグラフ機構に通じていますのでプッシュボタンが当たる部分のバネが油切れや汚れにより動作が重くなれば、当然プッシュボタンの効きも悪くなり重みも感じてきます。この場合は、オーバーホールをしないと改善されません。小さな違和感が全体の不具合の前兆であると考えてもよろしいかもしれません。
皆様は「大切な時計」の行きつけメンテナンスショップはございますでしょうか。私たち人間も毎年健康診断を行うように、時計も調子のよくないところを定期的にメンテナンスしてあげることが大切です。時計に不具合が起こる前にメンテナンスを行うことでパーツの破損を防ぎ、長期的な目で見ると定期メンテナンスのコストも下げてくれます。ブローチ時計修理工房では、皆様の大切な時計を、熟練の時計技師がメンテナンスいたします。