Archive

オメガ(OMEGA)の腕時計の電池交換

2月 11th, 2022

今回紹介するのは、オメガ(OMEGA)シーマスター(SEAMASTER)ダイバー 300M 196.1523 の電池交換です。
電池が止まってからすぐの時計でした。近くを歩いていたときに当店を見つけてお越しくださいました。

オメガ(OMEGA)の腕時計の電池交換シーマスターのダイバー300Mは、視認性が良く実用的、それでいて遊び心のあるデザインが魅力ですね。
こちらの時計はかなり前に購入されて、オーバーホールも数年前に行ったとのことでした。沢山の時間を共有し、大切にお使いになられている時計ですね。
愛されている時計の電池交換ができて嬉しいです。

裏蓋を開けてみると

オメガ(OMEGA)の腕時計の電池交換

新品電池での動作確認はできましたが、油切れが起きていました。油が十分にない状態で時計を動かすと、部品の摩耗や破損に繋がる恐れがあります。お客様には時計の中の状態と、油切れが起きていたことをお伝えしました。これからも大切に長くお使いいただくためにもオーバーホールを提案させていただきましたが、今回は見送る形となりました。

シーマスターとは

シーマスターとは、1948年、オメガ初のプロフェッショナル使用として登場したダイバーズウォッチです。厳密に言うと、初期モデルは日常防水レベルで、後にダイバーズウォッチとして防水力を格段に向上させて世に放たれます。また、一流のものしか身に着けないことで有名なジェームズ・ボンドが選んだ時計として人気を獲得しました。
シーマスターは、登場した時から大きくデザインを変えないところがファンに指示されている理由の1つです。時代を超えて変わらない時計が欲しい方にはぴったりです。そんな中、2018年、70周年記念の一環としてコレクションのモデルチェンジが行われました。例えば、文字盤のウェーブデザインです。波の描かれ方が緩やかになりました。今回お持ちいただいた時計は、現行のデザインよりも波立っていますね。他にもベゼルの数字が大きくなり、視認性が向上しました。

オメガ(OMEGA)の腕時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください

BROOCH時計修理工房神田店の外装

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談ください。

閉じる