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ハミルトン(HAMILTON)の腕時計のコマ調整

2月 6th, 2022

今回紹介するのは、アメリカ発祥の時計ブランド、ハミルトン(HAMILTON)ジャズマスター(JAZZMASTERH324510 のコマ調整です。
少しバンドが緩いため、1コマ外してほしいという依頼で来店していただきました。

ハミルトン(HAMILTON)の腕時計のコマ調整

モダンでクラシカルなデザインが素敵ですね。12本の鋭い爪のようなインデックスがどこか遊び心をくすぐります。
シリーズの中でもドレッシーなジャズマスターは、幅広いシーンで活躍できるところが魅力です。

コマの種類はピンパイプ式

早速コマ調整に取り掛かります。

ハミルトン(HAMILTON)の腕時計のコマ調整

ハミルトン(HAMILTON)の腕時計のコマ調整

今回のコマはピンパイプ式と呼ばれるものでした。ピンパイプ式とはその名の通り、ピンとパイプが組み合わさってコマとコマの連結を果たしているタイプのものです。
作業時間は5分ほどで終わりました。

他のコマ調整の記事

以下は、シチズン(CITIZEN)クロスシー(xC)のコマ調整を行った記事です。今回同様にピンパイプ式のものでした。こちら以外にも沢山の修理事例を掲載しておりますので是非御覧ください。

シチズン (CITIZEN) エコドライブ の腕時計のコマ調整

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ハミルトンの歴史

ハミルトンは1892年、アメリカのペンシルバニア州に創立された時計ブランドです。
創立からまもなく、正確で耐久性に優れたハミルトンの時計は「鉄道公式時計」の称号を獲得しました。ハミルトンの高精度な懐中時計は、鉄道黎明期のアメリカで非常に大きく貢献したのです。
その後、アメリカの発展と共に活躍の場を広げ、陸・海・空、全てのフィールドでアメリカ軍に時計を支給しました。
1950年代以降は、世界初の電池式時計「ベンチュラ」、世界初のLED式デジタル時計「パルサー」など、常識を塗り替える革新的なタイムピースを生み出し、時計史に名を刻みました。
現在もアメリカンスピリッツを取り込んだ時計は、いずれも本格仕様でありながらリーズナブルな価格帯で展開され、人気を博しています。

ハミルトン(HAMILTON)の腕時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください

BROOCH時計修理工房神田店の外装

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております。

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