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【OMEGA】オメガ スピードマスター マーク40 デイト3513.33

6月 22nd, 2023

スピードマスター40周年モデルの一つマーク40のデイトモデルのオーバーホール~修理のご依頼お待ちしています。

スピードマスターが誕生してから40周年の記念モデル。針の色使いや盤面のギョーシェ仕立てが美しいクロノグラフウォッチ。
盤面の模様や針の色使いなどが特長的な1本。史上初の月面踏破をなしたスピードマスターのエピソードに加え、実用性と洗練されたデザインは後世にも残したいアイコニックな時計です。

ご依頼内容
リューズや裏蓋の金属劣化は浸水の原因の一つ。これ自体は防げないものの、生活防水として気を付けて使用していれば水入りは防げます。

スピードマスター最大の特徴とNASA公式時計に認定されるほど精密な計測を可能にしているクロノグラフグラフ(ストップウォッチ)。数日前に浸水させてしまい、時計内部に水が侵入。ガラス内面に曇りが生じてしまっている状態でした。スピードマスター最大の特徴とも言えるクロノグラフの針もリセットが効かずに元の位置に戻らない状態のためオーバーホールを承りました。

修理内容
内部ムーブメントはオメガ1152、実用性の高い自動巻きモデル。

内部機械を取り出して乾燥を早急に行います。時計内部の浸水は油の劣化・剥がれやパーツの錆を加速させ、この状態で動かすのはパーツ破損のリスクが極めて高くなります。先ずは乾燥を行ってから、段階を踏んでオーバーホールを施し不備のあるパーツを処置していきます。今回のこちらのスピードマスターマーク40は、内部リューズ周りの錆付きが目に見えて来ているためオーバーホールの際にこちらを交換し安心して使えるように修繕致します。

コメント
パーツ数が多く、その一つ一つのパーツのメンテナンスが必要な機械式腕時計。定期メンテナンスを行うことで1世紀先も使い続けることも不可能ではありません。

クロノグラフウォッチはパーツ数が多く、こちらのマーク40はデイト(日付表示)が搭載されているもののため、さらにパーツ数が多いものになっています。
機械式腕時計は、その性質からあなたの生活の時を刻みながら寄り添って動いています。
また年数の経った時計は、主に金属疲労などによって深度の高い水圧に耐えれなくなっていきます。特に梅雨〜夏場には水回りに注意して使用しましょう。
破損などによって、ある日動かなくなってしまうというのも寂しいものです。
是非定期的なメンテナンスを行なって長く安心して使い続けていきましょう。

BROOCH時計修理工房

BROOCH時計修理工房では内部の洗浄や機械の調整だけではなく熟練の職人による磨きもおススメしています。是非オーバーホールと一緒にご依頼くださいませ。オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。

大田区・品川・田園調布・川崎エリアや京浜東北線・京浜急行線・目黒線・池上線沿線での時計のトラブル、修理やメンテナンスの事はブローチ時計修理工房蒲田店におまかせ下さい。

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今回のOMEGAのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。

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