1960年以降の振動数の多いムーブメントに多く見られます。特にセイコーなどは1960年の時点でエピラム処理の手法を取り入れていたようです。
ステアリン酸を加えた洗浄液に浸して乾燥させると、表面にステアリン酸膜が生じます。この被膜は油分をはじくため、油が一か所に留まろうとします。
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