- オールブラックの時計が好きなのですが、黒い部分って剥げますか?
- ステンレス等に黒い塗装をしている物やなんらかの処理をして黒くしている物は傷を付けてしまったりする事で下地の材質が出てしまうので剥げるといえます。 - また、私の知っている物ではタグホイヤーのブラックセラミックのケースとブレスは中まで黒い材質なので剥げる事はありません。(シャネルのJ12の黒もセラミック製なのでそうだと思います)  - TAG HEUER CARRERA CALBER HEUER 01シリーズ ブラックセラミック2017年に発表されたマット仕上げのブラックセラミックでそれまでの艶のあるセラミックと比べると全体的に丸みのある柔らかい印象です。これはセラミックに艶消し加工をかけてあります。素材の加工技術は日々進化していますので今までできなかった様々な新しい加工を施した品物が出ていきますね! - ブラックセラミックについて。- セラミックとは広い意味で、「焼き物」のことです。焼き物と聞くと壊れやすいイメージがありますが、時計に使われている物は、ファインセラミックと呼ばれ、レアアース等を使用し、高い強度を持たせることができます。 - セラミックの硬度は時計の風防に使われているサファイアと同等の非常に硬い素材です。 - 時計の一部分だけではなく、ケースのような複雑な形状をしたものを量産するには高度な技術とノウハウが必要になります。 - ステンレススティールと比較しても耐傷性が高く、時計の素材として十分な強度を備えています。 - また、そもそも金属ではないので、サビませんし金属アレルギーとも無縁となります。(なかには、ブレスのバックルの一部に金属を使用しているものなどもあるので、金属アレルギーの方は注意が必要です。)ですから腕時計の素材としては、まず間違いなく魅力的な素材といえるでしょう。 - セラミックの腕時計というと シャネルのJ12を思い出しますが、スイスのラドーが1986年に「インテグラル」という角型ウオッチを発売したのがはじめてで、シャネルは2000年にJ12を発売しました。 - しばらくは、この2社による独占状態が続きましたが、近年ではメジャーブランドにもセラミックウォッチが登場しています。 - タグホイヤー、オメガ、パネライ、オーディマピゲ、ブルガリ、グランドセイコー、ジラール・ぺルゴ、IWCなど、 - よりスタイリッシュなデザインの時計が発売されています。 - デメリットもあります。ほとんど傷が付かない硬い素材ですが、強い衝撃(ただし、よっぽどの強い衝撃だと思います)を与えると割れてしまうという事です。 - 硬度と粘りは相反するものなので、硬度を高めるほど素材の粘りは低下し衝撃に弱くなってしまうのです。  - 上写真はスイスの人気時計ブランド”ウブロ”のビックバンです。この時計は異素材とのフュージョンをテーマにデザインされておりますのでベゼルにセラミック素材を採用しています。セラミックは上記している通りに引っかき傷に対して大変強い耐性を持っているので日常使用でセラミックベゼルに傷が付く事は在りません。 - タグ・ホイヤーとは違いピカピカ仕上げのセラミックはとても強いヒカルの表面反射をしますので大変美しい外観に時計を仕上げる事府が出来ます。 




