諏訪精工が誇るKS56という名を冠したkingSEIKO機械式腕時計ハイビートモデルがBROOCH時計修理工房に登場
諏訪精工が製作し56KSの名で大人気だったオートマチックハイビートモデル
56KSの名で知られるCal.5600系のムーブメントを搭載したkingSEIKOです。1969年製。ベーシックなデザインですが、針にもブラックのラインが入っているのが隠れた特徴です。56KSと呼ばれる自動巻きのCal.5600系のムーブメントを搭載したkingSEIKOを意味しています。KS HI-BEATの下にあるマークは諏訪精工舎製ということを表しており56KSケースはスクリューバック式のタイプのケースです。機械そのものは最高級ラインであるグランドセイコーに準じながら、精度調整を簡略化するなどしてグランドセイコーに次ぐ高級腕時計とされたkingSEIKO。1968年から製造が開始された諏訪精工舎製の56系の機械を搭載しています。国産自動巻き腕時計で初のクロノメーター公式認定がなされた時計で実用性の高い時計であるといわれています。
実用性に特化したSEIKOの高級ライン
エッジの効いたトノー型ケースや視認性の高い針にインデックスのスタイリッシュなデザインが魅力的です。 外装には防水性の高いワンピースケースが採用されており精度の微調整が行えるように「外部微動緩急調整」という機能が備わっています。 6時下ラグ間のネジ蓋を開けることによって、その中にある緩急針を操作できるような特殊な構造です。外装はダメージの少ない綺麗なコンディションです。1968年以降にムーブメントの振動数が格段にアップし、手巻きハイビートのCal.45系へと世代交代を果たしました。また同時期にと同様に諏訪精工舎で製造された自動巻きハイビートムーブメントCal.56系もリリースされます。ちなみにこれらハイビート45・56系は同時期のGRANDSEIKOにも搭載されていたため、機械スペックはGS・KS同一ということを意味します。傷みやすいKSメダリオンも綺麗に残っています。装いに関してはドレスウォッチとしてとても映える一本となっております。その為スーツなどのビジネスシーンには勿論の事、お洒落な装いにも映える一本となっております。
BROOCH時計修理工房
アンティークとしてはとても綺麗な状態のお品物となっていますが、全体的に使用感のある小傷がございます。外装の磨きや内部メンテナンスや電池交換、オーバーホールも受付していますので、ご購入時にご相談下さい。少しでも気になりましたら是非BROOCH時計修理工房までお問合せ下さい。お待ちしています!