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OMEGA SEAMASTER(オメガシーマスター)Cal.1538 インデックス修理

6月 27th, 2022

今回の修理依頼


今回はオメガシーマスタークオーツアクアテラのインデックス修理を承りました。

写真でご覧の通り11時位置のインデックスが外れてしまっています。腕時計の顔とも言われる文字盤上で外れたインデックスが自由に動き回ってしまうと、傷が付きそうでとてもヒヤヒヤします。

そんな自由に解き放たれたインデックスを元の位置に戻すべく今回は修理に取り掛からせて頂きました。

OMEGA シーマスター アクアテラ


オメガは言わずとも知れた高級腕時計メーカーです。オメガは時計の制作工程において革命をもたらしてきたメーカーであり、「究極」という意味を込めギリシャ文字の最後に登場する「Ω(オメガ)」と命名されました。その後もオリンピックでの技術提供や、初めて月面着陸した時計としても知られています。

そしてシーマスターはオメガを代表するモデルです。今回修理の依頼を頂いたのは、そんな防水時計の代名詞であるシーマスターコレクションのスタンダードラインナップ「シーマスター アクアテラ」です。シンプルでスタイリッシュなデザインと革新的なテクノロジーが融合したモデルです。

日常使用で使いやすいオメガの自社製ムーブメント、オメガ1538を搭載しており、150メートルの防水機能も付いています。ユーティリティの高さが魅力であるメーカーならではの時計ではないでしょうか。


外れてしまったインデックス


修理にあたりまず裏蓋を空けると、オメガのクオーツCal.1538が現れます。やはりオメガと言う事で高級感の漂うムーブメントです。ペルラージュ仕上げが素敵です、、。しかし今回はムーブメントではなく用があるのは文字盤。文字盤へアクセスするために巻心とムーブメント固定ネジを外して行きます。

文字盤とご対面。文字盤は光沢感のあるブラックでとてもカッコいいです。転がってしまっているインデックスを文字盤上にしっかりと取り付けて行きます。インデックスの裏には細く小さな棒が着いており、それを文字盤の穴に入れて接着剤等を用いて固定していきます。この時、インデックスにこれ以上傷などがついてしまわないよう、セラミック製のピンセットを用いて作業していきます。

装着完了です。動作が正常である事を確認し、ムーブメントをケースの中に戻していきます。再度動作を確認します。また、時計を軽く動かしてインデックスがしっかりと固定されている事も確認します。これにて修理完了です。これでまた持ち主様の元で長く愛用される事を願っています。

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