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動かなくなってしまったCartier(カルティエ)のオーバーホールのご依頼

1月 18th, 2024

修理依頼

cartier
Cartier(カルティエ)は1847年に、ルイ=フランソワ・カルティエがパリのモントルゲイユ通り29番地に建つ、師匠のアトリエを継承したことから始まります。その後の1856年に皇女様がジュエリーを購入したことから、世界の上流階級にCartierの名が広がりました。今回はCartierの廃盤となってしまったシリーズ、ロードスターをお持ちいただきました。ロードスターはメンズ向けのスポーツモデルとして販売されていました。廃盤となった今でも根強い人気のあるシリーズです。このロードスターが動かなくなったため、ご来店頂きました。

修理内容

①オーバーホール、ゼンマイ交換

今回の症状は、経年劣化により油が切れてしまっていたこととゼンマイの耐久性低下によるものと思われます。このためオーバーホールを行い、洗浄と注油、ゼンマイの交換をすることできちんと動くようになりました。

②ポリッシュ


長く使う事で小傷はついてしまいます。これを綺麗にするのがポリッシュというものです。当店は宝飾関係をメインに行っている会社のため、磨きには自信があります。ヘアライン加工も承っておりますので、どうぞご相談ください。

時計師のコメント

30年以上使っている時計だと中のパーツの摩耗など起こりやすくなると思います。今回はご友人から購入したお時計とのことで大事にされているようですので、是非定期的なメンテナンスを行い長く使ってください。

他のCartierの修理事例

パシャドゥカルティエ
今回のCartierのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。

BROOCH時計修理工房

阿佐ヶ谷店
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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