タグホイヤー　オーバーホール（分解掃除）、夜光塗り直し　時計修理

アクアレーサーとは高い防水性能を誇るタグホイヤー唯一のダイバーズラインで、実際のプロダイバーがデザイン・開発を手がけたと言う、信頼性には太鼓判を押せる、プロスペック仕様モデルです。
アクアレーサーという名称の初出は２０００年代からと結構最近ですが、タグホイヤーは防水時計の開発に大変長い歴史を有しています。

今回は、そのタグホイヤーアクアレーサーのオーバーホールと夜光の塗り直しをします。

～まずはオーバーホール！～

オーバーホールとは、時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
時計を長持ちさせるには、４～５年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり４～５年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。

～夜光塗料で暗い所でも視認性アップ！～

夜光とは、暗い場所や光の通さない場所でもインデックス、針が見られるよう、時計の視認性を保つために腕時計のインデックスや針に塗る塗料のことで、海の中や海底などでも使用できるよう、ダイバーズウォッチに用いられることが多いです。

今回の時計は時針の夜光が綺麗にはがれていました。夜光が剥がれてしまう原因として最も多いのが「経年劣化」です。稀に湿気などが入り込んで剥がれてしまうこともあるのですが一番多い原因はやはり経年劣化です。経年劣化といっても直射日光による紫外線が大きな原因になってきます。
こういったことが原因で剥がれてしまった夜光を当店では塗り直す作業ができます。その際、もともとの夜光の色合いと異なってしまう場合がありますので予めご了承ください。

写真は作業後のものです。時針の部分の夜光塗料が剥がれていたため塗り直しました。少々色味が異なりますが綺麗に仕上がりました！

今回はオーバーホールと夜光塗料の塗り直し作業でしたが当店では他に様々な修理・作業がおこなえます。

～ブローチ時計修理工房で行える修理・作業！～

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。

大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか？
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです！もし壊れてしまっても直せます！
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。

BROOCH時計修理工房　紫竹山店　新潟県新潟市中央区紫竹山３丁目８－３３　TEL　025-246-0007

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