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回転ベゼル不良のあったBREITLING(ブライトリング)のオーバーホール

2月 20th, 2024

依頼内容
ブライトリングで人気のクロノグラフナビタイマーのオーバーホール

1884年にスイス・サンティミエに創業された腕時計メーカーBREITLING(ブライトリング)。創業者のレオン・ブライトリングが24歳の時に立ち上げ懐中型の時計・クロノグラフをメインに時計以上に計器である側面を重視して時計を製作したことから始まりました。少し遡る1915年頃からのクロノグラフの性能を評価され1936年には英国空軍のサプライヤーとしてブライトリングの時計が正式に採用されます。1940年代の戦時を越えた1952年に計器として進化を続けたクロノグラフ「ナビタイマー」の初代モデルが発表されることとなりました。航空業界に密接に繋がり計器として進化したクロノグラフは、クロノグラフの「傑作」としても現在も愛され支持されるモデルです。今回は結納返しとしてもらったBREITLINGの定期メンテナンスと回転ベゼルの調整をご依頼頂きました。

修理内容

①オーバーホール

機械式時計は約5~7年に一度オーバーホールをしてあげた方がいいといわれています。これにはきちんと理由があり、歯車の間についている油が1~2年で切れてしまう事。摩擦が強くなると部品の破損に繋がるという事。動いている状態でも部品に負荷がかかっている可能性がある事など、様々な理由が挙げられます。その為定期的に確認してあげる必要があるのです。

②ケース洗浄
ブライトリングで人気のクロノグラフナビタイマーのオーバーホール

時計の中でも一番重い部分であるケースは、使っていくうちにどうしても皮脂汚れ・汗汚れなどが付いてしまいます。これらは腐食の原因となる為、可能であれば1シーズンごとに洗ってあげると清潔に保てるかと思います。今回もきちんと洗浄させて頂きました。

時計師のコメント

クロノグラフも付いているためパーツ数が特に多いです。また自動巻きの時計にはローターが付いています。こちらの油切れを起こしてしまうとパーツの摩耗が特に起こりやすくなります。思い出の詰まった時計だと思うので、是非定期的にメンテナンスして大事に使ってください。

他のBREITLINGの修理事例
BREITLING

今回のBREITLINGのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。

BROOCH時計修理工房

阿佐ヶ谷店
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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