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【ROLEX】オーバーホールとパーツ交換をご依頼頂いたデイトジャストが戻ってまいりました

3月 10th, 2023

オーバーホール(分解掃除)は、なぜ必要?

今回、オーバーホール・パーツ交換をご依頼いただ来ました「ロレックス デイトジャスト」が戻ってまいりました。よくオーナー様方とのお話の中で「電池式・機械式どちらも、なぜオーバーホール(分解掃除)は定期的に必要なの?」と尋ねられる方がいらっしゃいます。確かに私も最初は、「どうしてしないといけないんだろう?」「機械式ならまだしも電池式もするの?」と疑問を持ちました。ですが、紐解くと答えはとてもシンプルでした。

今回は、あまり時計に詳しくない方でもわかるオーバーホールについてご紹介いたします。正確に言うとニュアンスが違うこともあるかと思いますが、時計にお詳しい方は温かい目で読んでいただけますと幸いです。

ロレックス、オーバーホール、パーツ交換

オーバーホールの作業工程をザックリ大まかに説明すると
【中身をばらす→各パーツの状態確認・洗浄→油を注しながら時計内に戻す】
という工程です。

この工程を細分化していくと果てしないことになるので今回は割愛させて頂きますが、この3工程が言わずもがな、時計の寿命を大きく左右する大切なメンテナンスになります。

特に、油切れとパーツ破損は、そのまま使い続けると無傷だったパーツたちが壊れる原因の一つとなり、更にお財布を苦しめてしまう原因にもなります。。。女性で言う「美容院」や男性で言う「自転車」と感覚は似ています。美容院でカラーリングなどのお手入れをしているのと、セルフで行うのでは、5年10年たった時、髪の毛が受けるダメージに大きく差が出来ますよね。私は、かなりそれで痛い目を。。。自転車もギアチェンジがうまくいかなかったり、漕ぐと音が鳴ったりしたら自然と「油注さなきゃ」と自転車修理の方でなくても意識しますよね。時計のオーバーホールもそれと同じなのです。

クオーツ式(電池式)でもオーバーホール必要?

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オーナー様で驚かれるのは、「クオーツ式でもオーバーホールが必要」という事。機械式の為のメンテナンスととらえていらっしゃる方も多いオーバーホールですが、クオーツ式と機械式の違いは、「時計を動かす動力源が電池orゼンマイ」という点。時計の「針」を動かしているパーツは、どちらも歯車です。しかも、実は、クオーツ式の方が歯車を動かす力が繊細なのです!なので、この歯車パーツの「破損・摩耗・油切れ」は、クオーツでも起こりますし、これらの症状どれか一つでも起きてしまうと時計は止まってしまったり、電池の消耗が早くなったり、最悪の場合こちらもお財布を圧迫してしまう原因になります。。。

定期的なメンテナンスで時計自体の寿命を長くする

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オーバーホールは、平均5~7年ほどでメンテナンスをした方がよいといわれています。もちろん、20年以上一度もしたことが無い!という時計をお使いのオーナー様もいらっしゃいます。ですが、いざその時計が止まってしまった時は一大事です。そうなってしまった場合、高確率でパーツ交換が必要となります。ですので、定期的なメンテナンスをお勧めしております。また、機械式はオーバーホールご依頼時に、場合によっては「ゼンマイ交換」もオススメしております。ゼンマイは、時計師でもいつ切れるのか予測が付かないパーツなので、「やっと戻ってきた時計を使い始めたらまた動かなくなった…」なんてことも大いにありうることなんです。もし、お持ちの時計で気になる点が御座いましたら、お気軽にブローチ阿佐ヶ谷店にご相談ください。

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BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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