Cartier(カルティエ )パンテール ヴァンドーム SMの電池交換
こんにちは、Brooch時計修理工房 蒲田店 スタッフNです。
今回はCartier(カルティエ)パンテール ヴァンドーム SM 1057920 Cal.057 SS×K18YG コンビブレスレットの電池交換、パッキン交換のご依頼を承りました。
『パンテール』と聞くと真っ先に四角いケースが思い浮かびますが、こちらは現在では生産終了となってしまったラウンドケースのレアモデルの『パンテール ヴァンドーム』です!
ステンレスと18Kイエローゴールドのコンビカラーに薄型の華奢なデザインがCartier(カルティエ)らしい上品さを演出してくれます。
Carteir(カルティエ)のブレスレットタイプの中でも特に女性らしいデザインで、こちらのモデルはしなやかなブレスタイプです。
厚さがないので、スッキリとしていてON/OFF問わずにお使いいただける腕時計ですね。
美しく仕上げられたブルースティール加工のバトン針もCartier(カルティエ)の象徴ともなっています。
それでは、電池交換作業を始めていきます。
今回の背面裏蓋はネジ式で強固に固定されていましたので、精密ドライバーで一つ一つ丁寧にネジを外していきます。(Cartierのネジ止め式の裏蓋はとても小さかったり、固く閉まっているので、キズなどを付けてしまわないよう、毎回特に緊張します。)
さぁ、今回はCartier(カルティエ)自社製造ムーブメントのCal.057が姿を現しました。
表面のとても丁寧で美しい加工に毎回見入ってしまいます。
この時点で、針が正常に動いているのかを動作確認をします。
こちらの腕時計は時針・分針の2針タイプなので、わかりやすく12時丁度に合わせ動作確認をします。
針が動くのを待っている間に、パッキン交換をすすめます。
ヨレてしまった古いパッキンを外し、裏蓋のサイズ・太さにあわせた新しいパッキンを用意し、シリコングリスをまとわせて、裏蓋にパッキンを装着させます。
腕時計の針は今回、全く問題なく正常に動きましたので、新しいパッキンを装着した裏蓋をもとに戻し、正しい時刻に合わせて完了となります。(裏蓋を元に戻す時も、外す時と同様にとても慎重にネジを閉めていきます。緊張感が伝わりますでしょうか。)
こちらの腕時計はオーナー様いわく、しばらく使っていなくて、最近になってまた頻繁に使うつもりとおっしゃっていたので、ピッカピカに仕上がる当店人気の外装磨き(ポリッシュ)や、長くご使用いただけるように、オーバーホール(分解清掃)もご提案させて頂きましたが、すぐに使いたいとのことでしたので、また不具合が起きた時に次回お願いするねと、見送りになられました。
是非お待ちしております。
Cartier(カルティエ)の電池交換・パッキン交換・オーバーホール・外装磨き(ポリッシュ)はBROOCH時計修理工房にお任せ下さいませ!
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
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