BVLGARI(ブルガリ)B.zero1(ビーゼロワン)の電池交換
はじまりの千年(ミレニアム)の時計B.zero1
代表的モデルの「DIVA(ディーヴァ)」や「SERPENTI(セルペンティ)」といったジュエリーモデルを持つBVLGARI(ブルガリ)。
1999年には次の千年(ミレニアム)の始まりに着想を得て誕生した「B.zero1(ビー・ゼロワン)」はスパイラルモチーフが特徴的なモデルをリリースしています。
「B.zero1(ビー・ゼロワン)」はトゥボガス(イタリア語でガス管という意味ということ)をモチーフにしたスパイラルが特徴的になっています。
時計には「BVLGARI BVLGARI」と組み合わせローマの「コロッセオ」をモチーフに円柱形のケースとなって誕生しています。
ブレスレット部分も特徴的なBVLGARIの刻印
BVLGARIの「BVLGARI」と銘打たれたモデルはベゼルのブルガリの刻印が特徴的でその美しさが印象的で一目見て心奪われる人も多いかもしれません。
こちらの「B.zero1(ビー・ゼロワン)」モデルではベゼルの特徴を押さえながらブレスレット部分にもBVLGARIの刻印を入れてデザインされています。
鏡面仕上げのヒンジバングル調のブレスレットに刻印されていますが文字間や繊細な掘りのデザインが奇麗な印象になっていますね。
ピンクシェル調の盤面にダイヤインデックス、シンプルなシルバーの長針短針が奇麗に光を反射して時間を示す姿は上質に手元を彩ってくれそうです。
裏蓋はブレスレット一体型なのが特徴的
こちらの「B.zero1(ビー・ゼロワン)」は裏蓋とブレスレットが一体型になっています。
裏蓋は3本のネジで止まっていてこちらを外すと裏蓋を外すというより時計のケース(本体)部分を裏蓋から外すような感覚でムーブメントを露わにします。
ムーブメントは時間を操作する為の小さいプッシュボタンがついている、デザイン重視のスイス製のクォーツ時計でよく見られるタイプになっています。
(「デザイン重視のスイス製」かどうかはショパールやスワロフスキーの時計で出会うことが多かった私個人の意見です…(笑)。)
電池交換ではこの状態で電池の抑え部分のネジを緩め電池を入れ替えたら電池交換自体は完了です。
角度的にちょっと見辛いですがケースの内径に接する部分になっている裏蓋の溝の部分にパッキンも入っているので防水・防塵の効果を保つためにこちらも交換します。
ケースと裏蓋の隙間がほとんど無いように設計されているのでこの隙間に当たる部分の汚れを落とし、
次回蓋が開かなくなってしまう危険性を除去して時計の本体を蓋にしまいケーシングして完了となります。
電池交換をしてあらためて「B.zero1(ビー・ゼロワン)」の設計からの美しい装飾性に気づきます。
既にお持ちのオーナー様もこれからご購入を検討している人も使用感に気づいたら是非オーバーホールをご検討下さい。
オーバーホールと併せて時計本体とブレスレット部分の外装磨きもおススメです。
着用しているとどうしても出てきてしまうコキズや擦れ跡、これが想像以上にピカピカになるので新鮮な気持ちで着用いただけるようになります。
これからの春から夏にかけての季節、普段お選びいただくお洋服のご都合でお手元を見せる機会が増えますよね。
オーバーホールとポリッシュを行い是非ピカピカにした時計とお出かけしてみてはいかがでしょうか。
その他にも気になることがあればブローチ時計修理工房までお気軽にご相談下さい。お待ちしています!