HAMILTON ハミルトン H776950 メンズ腕時計 カーキ エアレースGMT オーバーホール受付
アメリカで培った技術や魂をスイスで発揮するハミルトン
1982年アメリカ ペンシルバニア州のランカスターで創業されたハミルトン。
広く知られるようになるのはアメリカの鉄道黎明期、国が鉄道設備に取り組む中正確な鉄道時計を発注し請け負ったのがハミルトンだった。
ハミルトンの正確な時計は評判が良く実際に鉄道事故防止を担っていたことからその知名度は鉄道範囲とともに国中に黒がっていきました。
時代が進むと鉄道から航空機へと人々の関心が深まっていき航空時代ともいえる1910年代後半からハミルトンは航空計器を扱うようになります。
やがて米国発の定期航空郵便ができた時、ハミルトンの時計は公式時計として採用され使用されるようになります。
ミリタリーウォッチとして軍への時計供給後、国と飛行家たちの信頼を得た次の活躍の場は数多くあるもハリウッドへ、
エンターテイメント業界との密接な関係を築き始めるようになりました。
1974年にハミルトンはスウォッチグループの傘下に入り拠点をスイスに移すこととなります。
アメリカで培ったノウハウはスイスに移っても衰えることなく今も世界の時計愛好家に親しまれる存在であり続けています。
印象を変えるのも魅力的なカーキエアレース
2017年には世界初の戦艦店を原宿キャットストリートにオープンしたハミルトン、ドレスウォッチからミリタリーにカジュアルな装いまで幅広いモデルは
幅広い世代と多彩な感性が集う中にそのブティックを構えるのは納得のいく選択のように思えます。
ドレスシーンではジャズマスターが煌びやかに手元を飾り、ベンチュラシリーズはアーティスティックな魅力を存分に感じさせます。
そして軍用時計として誕生したカーキシリーズはその遺伝子をカジュアルに伸ばしながら、タフな見た目と実用的な機能を備えたモデルを多く抱えたシリーズとなりました。
H776950はカーキの中でもエアレースの銘を受けたアビエーションウォッチ(飛行家の時計)です。
黒盤面にオレンジのインデックスと針が視認性良く時間を表示し、3時のインダイヤルにはデイトの表示、6時には都市名表示、12-1時にはGMT表示がされている実用でも重宝される機能が備わっています。
黒盤面に上品なオレンジカラーのインデックスカラーを採用することでベルトと併せた印象でカジュアルにもフォーマルにも印象を変化させることが可能です。
メンテナンス期間を空けてしまうと不具合が不具合を呼ぶこともあります
オーナー様は10年近く前に購入し一度もメンテナンスしたことが無いというお話でオーバーホールのご依頼を承りました。
理想的なオーバーホール周期は数年に一度と言われていますが、それを過ぎると内部パーツ同士の摩擦が生じる為破損につながってきてしまいます。
また、破損はしなくてもすり減りが起きていることもあり正常な稼働状況から徐々に不具合を生じ始めてきてしまいます。
こちらのカーキエアレースの場合はゼンマイがすり減りを起こしてしまっている為に交換が必要と判断されています。
不具合の起きたパーツを交換すれば再度稼働はしますが、その他のパーツもダメージを受けていて表面的に見えていないだけの可能性も十分に御座います。
そうするとオーバーホール後、時計の使用を再開することで破損が生じる、というケースも数多くございます。
大切な時計を長く安心してご使用・ご着用いただくためにも定期的なオーバーホールを是非行ってください。
少しでも迷われていれば一度お問合せ頂くことでお持ちいただきやすくなります。お気軽にご相談下さい、お待ちしています。