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BVLGARI(ブルガリ)LCV35S メンズ 自動巻きのオーバーホール受付

10月 7th, 2022

ハイジュエリーから時計参入で更なる成長を見せたBVLGARI
ブルガリのディアゴノ自動巻き腕時計、シルバーのケースに白盤面の輝きが美しさを際立たせています

1982年にブルガリ・タイムス社を設立して腕時計業界に本格参入したハイジュエラーブランドの「ブルガリ」は
1975年に特別な顧客向けに制作しノベルティとしてプレゼントしたデジタル時計が最初に制作した時計となる。

ブルガリのイメージの原点はいつもローマに由来されていて1977年に発表された「BVLGARI BVLGARI」は
古代パルテノン神殿の円柱大理石と皇帝への賛美が刻印されたコインからインスパイアされています。

2000年にはラグスポの生みの親ともいえるジェラルド・ジェンダのブランドとダニエルロートを取り込み、
2010年に自社製ムーブメント「Cal.BVL 168」を制作しソティリオ・ブルガリに搭載さえた。

元々持ち合わせていたハイジュエラーとしての品格やノウハウを活かし時計界隈で急速に成長するブルガリ、
2011年にはゼニス・タグホイヤーと言った時計業界の老舗ブランドも参加する「LVMHグループ」に入り現在も新たなコレクションを発表し続けている。

ローマから着想を得たDIAGONO(ディアゴノ)は美しくスポーティ
スポーティなラインを描くブルガリのディアゴノ

ディアゴノシリーズは1995年にブルガリ時計ラインで初のスポーツモデルとしてリリースされている。
ベゼルの傾き(diagonal)と競技(Agonos)というギリシャ語を由来にして出来た造語がディアゴノと言われている。

ディアゴノの中でもスタンダードなスポーツタイプとダイバーズ仕様のスクーバが存在していてシーンに応じたモデルがリリースされている。
一方のアルミニウムシリーズとも融合された「ディアゴノ・アルミニウム」と言うモデルも存在していて知名度を上げていった。

ジュエラーとして装飾する意味合いも強いデザインで設計されているためか、
ラグジュアリースポーツとしてカテゴライズできそうな雰囲気をまとっているのが注目のポイントでもあります。

時を刻む宝石ジュエリーブランドの時計の修理やメンテナンスもお任せ下さい。
内部機構も自社生産されるマニュファクチュールのBVLGARIのディアゴノ

こちらの時計はかつてオーナー様が当時の職場の先輩より貰ったプレゼントと言うことでした。
現在では巻いてもわずかに動くものの、数分程度で停止してしまい内部油の劣化硬質化やゼンマイの擦り減り等が考えられます。
内部の油が固着すると動きが制限され針が止まってしまいます。

オーバーホールでは内部パーツをばらばらに分解し洗浄し、油を注しなおしながら組みなおします。
ゼンマイに劣化・損傷が見られるようなら交換して本来の動きを取り戻すようにいたします。

仕事で苦楽を共に過ごした相棒のような時計を直して当時の思い出を時折思い出しながらも初心に返れる。
そんな気持ちをオーナー様に感じていただけるように丁寧に直して仕上げたいと思います。

もし思い出の詰まった時計の「動かない」「大幅に時間がくるってしまう」そんなトラブルにお困りの際には、
ブローチ時計修理工房迄お問合せ下さい。お待ちしています。

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