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IWC(アイダブリューシー)ムーンフェイズ&クロノグラフの定期メンテナンス

12月 27th, 2024

ーご依頼内容ー

IWC

IWC(アイダブリューシー)は、1868年にアメリカ人時計技師がスイスで立ち上げた高級時計メーカーです。アメリカ式の先進的な生産システムとスイス式の伝統的な時計技術を融合させ、長く動き続ける時計の製造を目指して創業されたこのメーカーは、永久的に機能する自社製ムーブメントと世代を超えて受け継いでいくことのできる普遍的で美しいデザインを生み出してきました。その後、パイロットウォッチやダイバーズウォッチ等、特定の使用目的に特化したシリーズも発表しておりブランドのアイコン的な存在にもなっています。
今回修理とオーバーホールのご依頼を頂いた時計は、「リトル・ダ・ヴィンチ」というモデルです。女性向けの時計でありながらクロノグラフとムーンフェイズを搭載している、少し珍しい時計です。

ー修理内容ー

①オーバーホール

機械式時計だけでなく、電池式の時計にも内部に機械が入っているのでオーバーホールを定期的に行うことで、長くお使いいただけます。機械式は4年毎、電池式は6年毎のオーバーホールをお勧めしますが、電池交換をしてから2年以内にまた電池が切れてしまう場合もオーバーホール時期の目安となります。

②ポリッシュ(磨き)

iwc
時計は大切に使用していても、どうしても細かい傷がついてしまいくすんで見えてしまいます。ポリッシュという作業をすることで、キズが目立たなくピカピカの状態で再びお使いいただけるようになります。こちらの時計は革ベルトがついていますので時計本体のみにポリッシュを行いましたが、金属のブレスレットタイプのベルトをお使いでしたらベルトも一緒に綺麗な状態に磨くことができます。

③ムーンフェイズ、クロノグラフのダイヤル修理

月の満ち欠けを表示するムーンフェイズ、ストップウォッチ機能のクロノグラフと不具合がありましたが、こちらもオーバーホールの作業と同時に修理、調整を行い通常通りに動く様になりました。
このような不都合にもメンテナンスと同時に対応することができます。

-時計師のコメント‐

こちらの時計は、ご夫婦でスイスを旅行した際にペアで購入した思い出の時計だそうです。日頃から愛用しているものの、オーバーホールなどのメンテナンスは初めてされるそうです。ムーンフェイズやクロノグラフに少し不具合が出ていることもあり、今回ご依頼くださいました。
時計は一度メンテナンスを行えば数年は安心ですし、そのタイミングで気になる点なども解消できますので、長く愛用したい大切な時計はぜひ小さなことでもご相談ください。

‐他のIWCの修理事例‐

iwc-repair

今回のIWCのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。

BROOCH時計修理工房

阿佐ヶ谷店
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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