ROLEX OYSTER Quartz (ロレックス オイスター クォーツ )DAY-DATEの電池交換
ROLEX OYSTER Quartz DAY-DATEの電池交換を承りました。
ロレックス オイスター クォーツの誕生には日本の技術が影響しています。1970年代初頭に日本のセイコーが始めてのクォーツモデルを発表しました。改良されるたびに上がる精度や機能、そして下がる販売価格がスイス高級機械式時計を圧倒しました。所謂クォーツショックと呼ばれるものです。それに対抗する為にスイス時計界は共同でベータ21と名づけられたクォーツムーブメントを開発します。これを各社で採用することで開発費を減らし日本製クォーツに対抗しようとしました。
時代の流れに乗って誕生したオイスタークォーツ
1977年に発売された、ロレックスを代表するクォーツモデルです。初期のキャリバー「ベータ21」が共同開発だったのに対し、当モデルは自社製クォーツムーブメントを搭載しています。秒針は一般的なステップ運針になりました。種類としては「デイトジャスト」モデルの他に「デイデイト」モデルも存在します。エッジの利いたデザインはまさに70年代スタイル。現在は生産終了モデルになっています。
斬新なデザインは有名デザイナーがデザインした物かもしれません…
自社クォーツムーブメントの開発に成功したロレックスは自社生産パーツのみで構成された新モデルを1972年に発表し、1977年に発売しました。デザインを一新するために、故ジェラルド=ジェンタ氏※にケースデザインを依頼、この独特なデザインを完成させたと言われています。その独創的なデザインはフラッシュフィットを使用しないもので、ケースとベルトの一体感、エッジと曲面で構成されたケースなどが特徴です。他社のモデルですがAPのロイヤルオークやIWCインジュニアなどにも似通ったデザインです。
※後に故ジェラルド=ジェンタ氏が否定したとも言われています。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。