Archive

Cartier(カルティエ)カリブル・ドゥ・カルティエのオーバーホール

3月 19th, 2023

宝飾Cartierの腕時計
「カリブル・ドゥ・カルティエ(Calibre de Cartier)」は、高級時計メーカーのカルティエが製造している機械式時計のラインナップのひとつ

1847年にフランスで創業された高級宝飾品ブランドです。初代のルイ・フランソワ・カルティエは、宝飾品店を開業し、
フランス皇帝ナポレオン3世をはじめとする王侯貴族や富裕層から多くの支持を受けました。
その後、カルティエは世界的に有名なブランドとなり、数々の偉大な人物たちからも愛され続けています。

カルティエが腕時計のラインナップを持つようになったのは、1904年にサントス・ドゥ・カルティエというモデルを発表したことがきっかけです。
当時、飛行機の開発が進む中で、パイロットたちが時計を使うことが必要とされていました。
そこで、初代サントス・ドゥ・カルティエは、航空機の操縦中でも読み取りやすく、丈夫で正確な時計を目指して設計されました。

以来、カルティエは高品質な腕時計を製造することで有名になり、その美しいデザインや高い精度は多くの人々から愛されています。
カルティエの腕時計は、時計の専門知識を持つ人たちからも高く評価され、現在も世界中の人々に愛され続けています。

「カリブル・ドゥ・カルティエ(Calibre de Cartier)」は、高級時計メーカーのカルティエが製造している機械式時計のラインナップのひとつ。
このラインナップには、複数のモデルがありますが、すべてが高精度な自動巻きムーブメントを搭載しています。

「カリブル・ドゥ・カルティエ」は、カルティエの伝統的なデザインと最新の技術を組み合わせた、優れた時計のひとつです。
また、スポーティーでカジュアルな外観が特徴であり、ビジネスシーンからカジュアルなシーンまで様々な場面で活躍することができます。

このラインナップの中でも、特に注目すべきモデルとして、「カリブル・ドゥ・カルティエ・ダイバー」があります。
このモデルは、ダイビングに特化した機能を備え、最大水深300mの水中でも正確に時を刻むことができます。
さらに、カルティエならではのエレガントで洗練されたデザインも兼ね備えており、高い人気を誇っています。

独立したCartierのムーブメント
ムーブメント「1904-PS MC」は、2008年に発表された自動巻きムーブメント、同社初の完全Cartier自社製造ムーブメント

ムーブメント「1904-PS MC」は、2008年に発表された自動巻きムーブメントであり、同社初の完全自社製造ムーブメントです。
このムーブメントは、カルティエが独自に開発した技術とデザインに基づいて設計され、高い品質と信頼性を備えています。

カルティエは過去にETA社のムーブメントを使用した時計を制作しています。
ETAはスイスのムーブメントメーカーであり、多くの時計ブランドが彼らのムーブメントを採用しています。

カルティエがETA社のムーブメントを使用した最も有名な例は、サントス100というモデルです。
このモデルは、カルティエが2004年に発表した時計で、ETAの自動巻きムーブメントである「ETA 2892-A2」を搭載しています。
これは、高精度かつ信頼性の高いムーブメントであり、多くの高級時計ブランドが使用していることで知られています。

カルティエは現在、自社開発のムーブメントを多くのモデルに搭載しており、ETAのムーブメントを使用することは少なくなっています。
カルティエは、高品質で信頼性の高い自社開発のムーブメントを中心に採用し、時計愛好家からも高い評価を得ています。

ブローチ時計修理工房はお客様の安心を提供しています
サファイアの宝石には、「慈愛」、「誠実」、「忠実」、「真実」、「徳望」という言葉が込められています。その深みのある青色は、揺るぎない心の象徴とされています。

こちらの個体はオーナー様がおよそ11年前に購入したもので今回数回目のオーバーホールとなっています。
以前に出したのはCartier正規店と大手時計販売店のサービスセンターだったそうです。

特にCartier正規へ出した後、間もなくしてパワーリザーブが少なくなってしまったと感じているそうです。
タイミング的にオーバーホールに出したことがきっかけに不具合が出てしまったように見受けられ不安な気持ちを抱いているとのお話を聞きました。
しかし、意外によくある話で、オーバーホールは内部のムーブメントに使用されている既存のパーツを洗浄して注油し直し組みなおします。
その中でひとつひとつの部品を点検し、ある程度のチェックと目に見える破損が生じている場合に交換の判断をいたします。
パーツの中でも「ゼンマイ(main spring)」によくみられるのですが、目視でもその部品の劣化状況を判別しかねますし、
ある程度の耐久チェックをして通過しても翌日に切れてしまう、ということも起こりえますし完全に防ぐことは難しく思います。

より安心できる状態にするにはというと、アフターサービスで選んでいただくのが良い選択しではないかな、と提案いたします。
ブローチ時計修理工房でしたら国内のサービスセンターで専属の時計師がメンテナンス・修理を担当いたします。
比較的安定した期間でお客様に寄り添った柔軟な応対が可能となっています。
オーバーホール後の保証も用意していますので、不具合が生じた場合も気兼ねなくご相談いただける環境となっています。

一生を通して大切にして行ける時計、そのためにもメンテナンスや修理は隣り合わせにあるようなもの。
ブローチ時計修理工房ならお客様に寄り添った提案を大切にしていますので是非ご相談・お問合せ下さい。

▼蒲田店公式Twitter▼
https://twitter.com/brooch_kamata

▼蒲田店公式Instagram▼
https://www.instagram.com/brooch_kamata/

閉じる