【ROLEX(ロレックス)】サブマリーナデイトのオーバーホールと外装磨きをご依頼頂きました。
ダイバーズウォッチの先駆者サブマリーナ
腕時計にとっての敵「水」との戦いを極めたのがダイバーズウォッチ。ロレックスのダイバーズウォッチは、1926年にねじ込み式のリューズと裏蓋を組み合わせたオイスターケースの特許を取得しました。その後もスペックアップを続け、1970年からは三重構造のパッキンを内蔵したトリプロックリューズがサブマリーナに標準装備されています。ねじ込み式のリューズはダイバーズウォッチの必須スペックとなっています。黒い文字盤に黒ベゼルの基本的スタイルにはダイバーズウォッチならではの理由があります。それは白い文字盤だと海面で光を反射してしまい、危険な魚を刺激してしまう事があるからです。その為ブラックダイヤルに、海面でも針の位置が分かる夜光インデックスと指針の組み合わせは誕生しダイバーズウォッチの鉄板デザインになりました。ダイバーは常に酸素ボンベの残りを気にしながら潜っています。また、海面に浮上する際はしっかり減圧することが重要です。60分の目盛りが刻まれたベゼルは、海の中でもダイバーの命を守る重要なアイテムです。ロレックス社初の回転ベゼル搭載モデルは、1950年ごろに登場し、登場したターノグラフRef.6202。そのノウハウを受け継いで、1953年に完成してのがサブマリーナです。同年、ロレックスは回転ベゼルの特許を取得しました。
サブマリーナデイト
現在のサブマリーナには大きく分けて2つの種類があります。1つはカレンダーが搭載されている「サブマリーナデイト」。もう1つはカレンダーが搭載されていない「サブマリーナノンデイト」です。サブマリーナはカレンダーが搭載された「デイト」が発表された1965年以降、「デイト」「ノンデイト」のモデルが平行して製造されてきましたが、どちらかというと「デイト」がサブマリーナの主力として扱われました。
ロレックスのメンテナンスならブローチ時計修理工房へ
今回お預かりしたロレックスサブマリーナは、オーナー様が20年程前にデザインが気に購入した時計です。メンテナンスを丁度お考えの時に時計が止まってしまい当店を見つけて下さいました。メンテナンスと一緒に外装磨きもしたことでピカピカになって戻ってきました。ROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、ご相談だけでも承っておりますのでお気軽にご相談下さい。