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【ブローチ時計修理工房神田店】現在店頭販売中!!ZENITH MOVADO ダブルネーム手巻き式時計についてご紹介です。

10月 17th, 2022

モバード正面

こんにちわ。ブローチ時計修理工房神田店です。今回は現在店頭販売中の手巻き式時計、ゼニス モバードについてご紹介いたします。現在ゼニスはホイヤーやウブロなどが属しているLVMHグループに所属している会社です。そしてモバードはCOACHやエベルといったブランドを有しているモバードグループです。過去にモバードとゼニスは時計を共同開発していた時期がありました。神田店にて販売している1本はそんな力を合わせて時計開発に心血を注いでいた2社が販売していた1品です。

モバード裏蓋

1969年


1960年代といえば腕時計職人たちが最も活躍した時代と言われています。多くの名作ムーブ、時計はこの時代に生まれました。そんな1960年代の終わり、1969年当時は多くの時計メーカーが合同で開発し、自動巻きのクロノグラフを開発していました。我先に世に発表しようと各社が競争してたわけです。ゼニスはモバードと手を組んで開発競争に参加。しかし競合他社にゼニスモバードは開発競争で1歩2歩と遅れてしまいます。どこよりも最初に発表したのはスイス4社(ブライトリング、ホイヤー、ハミルトン、デュボア・デプラ)が開発したキャリバー11。その次はの日本のセイコー。ゼニスとモバードは3番手になってしまいます。そんなクロノグラフ開発に各メーカーが躍起になっている最中、時計業界に激震が走りました、セイコーのクオーツショックです。その影響は凄まじく、開発競争どこでは無くなった各メーカーは生き残りを掛けて吸収、合併などをします。

モバード正面_神田

1969年から1975年


そんな経緯があったのでゼニスとモバードが共同開発していた時期は短く、1969年~1975年のたった6年間でした。その期間に製造されたものには、ゼニス・モバードという表記の時計があったり、モバードの時計なのにリューズやムーブがゼニスだったりとごちゃごちゃの時期があります。今回ご初回する時計もその短い製造期間に作られた1本、とても希少性が高いって事なんですね。

神田店で販売しているゼニス、モバードはミュージアムウォッチと呼ばれる時計です。1959年にニューヨークの近代美術館[MOMA]に永久所蔵された、アメリカ人デザイナーのネイサン・ジョージ・ホーウィットによるデザイン原画を、忠実に再現したことから名付けられました。モバードの代表的なデザインですがゼニスとの共同開発で作られた希少なタイプです。是非ご来店して頂いて実物を手にしてみて下さい。

 

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックスオメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

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