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パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE)のオーバーホール承りました。ブローチ(BROOCH)時計修理工房神田店

8月 14th, 2022

パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE) アクアノートのフェイス
時計好きの方なら、知らない方はいないですね!そしていつかは手に入れたいと憧れ、思うのではないでしょうか。世界三大時計ブランドのひとつでさらにそのなかでもトップといわるパテックフィリップ!時計業界における存在感が他のブランドと一線を画すことから、この三大時計ブランドは雲上ブランドと呼ばれることもあります。その雲上ブランド、パテックフィリップのアクアノートのオーバーホールのご依頼がありました!!!

パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE 1839)

とはどんなブランドなのでしょうか。
ロシアとの闘いに敗れスイスに亡命したポーランドの元騎兵隊少尉A・パテック(Patek, Antoine:1812-77)と時計師F・チャペック(Czapek, François:1811-?)が、1839年にジュネーヴでパテックチャペックとして創業したのが始まりと言われています。リューズ引き出し時刻合わせ機構の発明者J゠A・フィリップ(Philippe, Jean-Adrien:1815-94)をスカウトして、1851年に現在の名称パテックフィリップ(略称PP)となり、1932年から今日まではスターン家が代々、経営を受け継いでいます。  
機械式腕時計の最高峰として不動の地位を保つ一方で、クオーツ式の開発やシリコン製ヒゲゼンマイの採用で他に先駆けた革新性も併せ持つPP。創業直後から内外のセレブの愛顧を得て、各国の有名宝飾店に別注品も供給してきました。1933年にアメリカの銀行家がティファニーを通じて発注した当時で最も複雑な懐中時計などがあります。
最近では、PPには珍しいSS(ステンレススチール)ケースのノーチラスが世界中で人気が出て品薄となり、中古品が18Kケースの上位モデルの新品より高値で取引される逆転現象が起きて話題を呼びました。
このように、PPは資産価値の高さも別格です。長きにわたって価値が下がらないのは、その時々で最も複雑なグランド・コンプリケーションを開発し続ける一方で、1932年に登場したカラトラバをはじめとするゴールデン・エリプスなどの定番モデルはマイナーチェンジしながら限られた数だけ生産する姿勢を貫いてきたからでしょうか。レファランス番号の末尾が96で終わるカラトラバは日本のファンには「クンロク」の愛称で親しまれて愛されているようです!機械式腕時計の基本ともいえるデザイン。ちなみにカラトラバとは12世紀にスペインで設立された騎士団の名前でPPはその紋章である「カラトラバ十字」をトレードマークにしています!創業以来の全製品の修復が可能という完璧なアフターケア体制も価値を支える要因です。そして日本国内にもサービスセンターと工房を構え、スイスの本社で研修を終えた認定技術者が多数常駐しています。ムーヴメントの性能から部品の仕上げ、アフターケアに至るまで、機械式腕時計の高級品とはこういうものだというお手本となるブランドとなっています。確かにそれだけアフターサービスが手厚くなされていれば、高額な商品でも安心して購入できますよね。
パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE) アクアノートのフェイス、横向き パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE) アクアノートのシースルーバック パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE) アクアノートのムーブメント
シースルーバックになっていて、ムーブメントも見て楽しめます。ローターに刻まれたカラトラバ十字も良いですね!ムーブメントもとても美しいですね。
パテックフィリップ(PATEK PHILLIPE) アクアノートのバックル
バックル部分にPPのトレードマークであるカラトラバ十字がしっかりと刻印されています!


もちろん当店でもパテックフィリップ(PATEK PHILLIPE 1839)オーバーホール(分解洗浄を行うことが出来ます!
BROOCH時計修理工房では、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、オーバーホール(分解洗浄電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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