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グランドセイコー(Grand Seiko)の腕時計の電池交換

3月 12th, 2022

今回紹介するのは、グランドセイコー(Grand Seiko)9F82-0AD0 の電池交換です。
電池が止まってからすぐにお越しいただきました。

グランドセイコー(Grand Seiko)の修理はブローチ時計修理工房神田店へ

こちらのモデルは、ケースサイドのせり出したラインが特徴的です。深海を彷彿とさせるような大人っぽいブルーダイアルも上品でエレガントですね。
個人的なグランドセイコーの時計推しポイントは、バーインデックスとドルフィン針というドレッシーなフェイスです。このインデックスと針は、グランドセイコーの多くのモデルに用いられています。高級感溢れるかっこいい時計ばかりで見るだけでも楽しいですね。

グランドセイコーとは

日本の腕時計メーカーのセイコーウオッチが所有する高級腕時計ブランドのひとつです。
部品生産から組み立てまで一貫して日本国内で製造されています。機械式、クオーツ式だけでなく、独自のスプリングドライブとそれぞれの機構を心臓部に与えながら、高い完成度の時計を世に放ってきました。
2017年にセイコーから独立化を果たしたグランドセイコーは、国内最高峰に留まらず、世界から注目を浴びるブランドとなります。
近年では、2021年、キャリバー9SA5を搭載するグランドセイコーのレギュラーモデル「SLGH005」“白樺モデル”が、2021年度ジュネーブ時計グランプリ(Grand Prix d‘Horlogerie de Genève 以下GPHG)において「メンズウォッチ」部門賞(Men’s Watch Prize)を受賞するという快挙を遂げました。また「SLGH005」は、日本においてもグッドデザイン賞を受賞しており、今作およびグランドセイコーが国内外でさらに注目度が高まっていることが伺えます。

裏蓋を開けてみると

グランドセイコー(Grand Seiko)の修理はブローチ時計修理工房神田店へ

グランドセイコー(Grand Seiko)の修理はブローチ時計修理工房神田店へ

新品電池で動作を確認することができました。しかし、一部穴石に汚れが見受けられたため(左上)、お客様に機械内部をお見せし、状態をお伝えしました。大切に長くお使いいただくためにもオーバーホールを提案させていただきましたが、今回は見送る形となりました。

また今回は、電池交換と一緒にパッキン交換もさせていただきました。パッキンとは裏蓋の溝にある輪ゴムのようなパーツで、防水防塵効果があり、時計を大切にお使いいただく上では欠かせないパーツです。電池交換による裏蓋の開閉時に、パッキンを100%元の形に戻すことはできないため、一緒にパッキンも交換することをオススメしております。

グランドセイコー(Grand Seiko)の腕時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください

BROOCH時計修理工房神田店の外装

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談ください。

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