インダイアル(Indial)
クロノグラフに欠かせない各計測器
ダイアル(文字盤)内に配置された小さなダイアル(文字盤)のことです。ダイヤルとも、スモールダイアルやサブダイアル、カウンター、レジスターと呼ばれることもあります。特にクロノグラフはインダイアルの登場で視認性が飛躍的に向上した。写真はクロノグラフの決定版とも言われる名作腕時計オメガ・スピードマスターです。
下写真のオメガスピードマスターのインダイアルは白抜きでインダイアルが強調されたデザイン。
通常クロノグラフでは時計文字盤のメイン秒針がストップウォッチの秒針で、時計の秒針は9時位置のインダイアルと言う場合が殆どです。また、その場合12時、6時のインダイアルはそれぞれ30分計、12時間計が付いている事が多い
様々な役割の有るインダイアル
12時位置の30分計測器は中心のストップウォッチメイン針が時計を一周すると「ピコッ」1目盛だけ動きます。何かの童話で働き者の”秒針”と怠け者”短針”みたいな物語が有りましたが、まさにそんな感じです。ただ、その一生懸命動いているのを見ていると怠け者には見えませんが、、、
時計のデザインによってはクロノグラフ機構を積んで居なくてもインダイアル付きのデザインが有り、その場合はパワーリザーブのインジゲーターや日付、や曜日のインダイヤルになっているデザインも在ります。上写真の時計は9時位置が曜日のインダイアル、3時位置は日付け、6時位置がGMT24時間針と言うお洒落な配置。