エコドライブ
1976年にシチズンが世界発のアナログ式光発電時計を開発しました。そのテクノロジーのことをエコ・ドライブと呼びます。光を受けると発電するソーラーセルを内蔵し、発生した電気を二次電池に蓄えて作動する時計の機能です。一度フル充電すれば、光がないところでも長時間動きつづけることができるので定期的な電池交換をする必要のない腕時計になります。僅かな光で、効率よく電気エネルギーに変えるためには様々な工夫がされてあります。エコドライブでは文字盤を透化した光がソーラーセルに当たって電気になり、その電気が集積回路(IC)を作動させます。ICはその電気を安定して時計を動かせるよう2次電池にためます。ICはその一方で、たまった電気を使ってモーターを駆動・制御して時計(ムーブメント)を動かします。