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AGS

クオーツの新時代を築いた画期的ウォッチ


上の写真はSEIKOのランドマスター 初代モデルのSBBW005です。
「電池交換不要のアドベンチャーウオッチ」をコンセプトに開発された初代ランドマスターは、オールステンレス製ワンピース構造ケース、世界最小の発電所としての自動巻発電クオーツ「AGS」を搭載。過酷な環境条件に耐える性能と信頼性を備えながら、定期的な電池交換を気にすることなく、時計を装着した腕の自然な動きによって、駆動に必要な電気エネルギーを生み出す機構を備えたこのモデルは、デビュー当時、“腕力発電所”のキャッチフレーズと共に、クオーツの新時代を築いた時計の革命児として知れ渡りました。

SEIKOのロゴの下の書いてある「AGS」ですが、今でいう「キネティック」のことです。

AGSとは?

超小型の発電機を内蔵した自動巻発電クオーツのことです。
しくみとしては、わかりやすいもので例えると自転車用ライトとほぼ同じ発電システムになっていて、時計をつけている腕の動きによって、内蔵された回転錘(おもり)が回転、歯車によって約100倍に増速した回転を利用し、発電用モータを超高速で回転させます。そこで発生した電流を、キャパシタ(コンデンサ)に充電。そのキャパシタから供給される電気で、時計回路を駆動させるようになっています。

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