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ハイビート式

振動数とは時計の心臓部であるテンプが振幅する数を指し、その振幅数が多ければ「ハイビート」と呼ばれる。

現在、主流となっている振動数は2万8800振動/時。これは1秒を割り出すためにテンプを8回振動(=8振動)させるという意味で、時間単位で表せば2万8800振動/時、振幅を示すHzで表記すると4Hz/秒ということになる。一般的には2万8800振動/時以上が「ハイビート」と呼ばれるが、この振動数が主流であるがゆえに、ハイビート・ムーブメントとして注目されるのは3万6000振動/時(10振動/秒)以上となる。

グランドセイコーやゼニスのエルプリメロなどはこの3万6000振動のハイビートにあたる。

セイコーインスツルなどは、12振動(4万3200振動/時)

ブレゲのType XXII GMTフライバッククロノグラフに積まれたCal.589 Fは驚きの20振動(7万2000振動/時)

修理事例 エルプリメロ

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