ヴェルメイユ(ゴールドヴェルメイユ)加工
ゴールドヴェルメイユ(Gold vermeil)
18世紀にフランスで開発された銀に金を貼りつける宝飾の加工のことを指します。広義の意味では金メッキ(Gold plating)技法に含まれます。ゴールドヴェルメイユ(Gold vermeil)とはシルバー925の上にニッケル層を挟んで18K、24Kで厚いコーティングを施したものです。ヴェルメイユと認められるためには、金の割合は少なくともK10以上必要であり厚さは1.5ミクロン以上とスイス貴金属業界規格で定められています。
カルティエのマストタンクヴェルメイユ
フランス高級時計ブランドのカルティエ(Cartier)マストシリーズに採用され、マストシリーズのヴェルメイユの裏蓋に「925」そして「PLAQUE OR G 20M」という表記があります。