機械の地板や受けにはめ込まれ、テンプや歯車のホゾを支えたり(穴石)、ホゾの先端を上下方向から支えたり(受石)する為の物。現在は素材として「ルビー」が使われているのがほとんどです。機械式であれば最低17石の穴石が必要になり、複雑な機構を搭載するほど必要な石の数は多くなっていきます。
またガンギの歯と衝突するアンクルのツメ石にも頑丈なルビーが使われています。
穴石の内側がすり鉢状になっている場所のことをオリーブ穴といいます。この構造があるおかげで油が保持しやすくなります。