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トノーケース

スクエアの側面部を少し膨らませた形状で、樽型とも呼ばれる。歴史的には古くからある形状で、レトロな雰囲気が魅力。これは、厳密にいえば樽形ではないが、腕時計草創期の典型的なデザインの一つ。これは、「レクタンギュラー」の左右のラインを外側に緩やかに膨らませた形をしており、ワイン樽を思わせることから、フランス語の「トノー(樽)」が伝統的に用いられている。

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写真は、ダービー&シャルデンブラン アクアディーンというモデルです。
全体的に丸みをおびていて、クッションケースとトノ-ケースを融合したようなデザインになっているので「クッショントノ-型」などと呼ばれます。


こちらの写真の時計はTiffany&Co.-ティファニー- 9N0291106というモデルです。
先程のものとは対照的でケースに角が立っているようなデザインになっております。このようなものを「クラシックトノ-型」と呼びます。
トノ-ウォッチの最も定番な形で、1920年代ごろから見られる伝統的なトノー型です。
この幾何学図形で組み合わされるアールデコの影響を受けたデザインにより、今風とは異なり、クラシック感を感じる点が特徴です。そして、クラシカルが故に、上品かつフォーマルな印象な印象を受けます。まさに、“トノーウォッチの王道”と言える形でしょう。


トノ-ウォッチといえば挙げずにはいられないこちら、フランクミュラーです。
フランクミュラー氏が考案したトノー型が「トノウカーベックス」です。「トノーウォッチに革命を起こした」と言っても過言ではないほどの衝撃を時計業界に与え、フランクミュラーのアイコンにもなっているトノー型です。
トノウカーベックスの特徴を説明します。まず、ケース本体は曲面を中心にして構成し、角を排除したケースをもちます。その一方で、ガラス(文字盤)枠は、直線と弧線で構成されたクラシカルなトノー型を採用しているのです。さらに、ラグはケースと一体型で、“ラグを含めたトノー型”を実現するデザインとなっております。

この様にトノーケースと言っても様々な形があり、それぞれに特徴があります。

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