HAMILTON -ハミルトン- カーキ Ref.041330 オーバーホール 時計修理
修理ブランドHamilton ハミルトン
HAMILTON -ハミルトン- Ref.041330 オーバーホール 時計修理
ハミルトン カーキには3つのタイプがあります。フィールド(陸)、ネイビー(海)、アヴィエーション(空)、の3つの種類に大別され、今回お持ちいただいた時計はフィールド(陸)モデルになります。
カーキフィールドシリーズは主に第一次世界大戦、第二次世界大戦時につくられていたハミルトン製ミリタリーウオッチがルーツになっています。
~お預かり時の症状~
今回お持ちいただいた際、時計のガラスの内側が曇っており水滴も見られました。
時計の内部は数ミリ単位のパーツが何十~何百個組み合わさって動いています。まさに精密機械であり、もちろん水気は大敵であり決して交わってはいけない存在なのです。
それが原因で不動になってしまった時計は少なくありません。
幸いこちらの時計は止まることなく動いていました。ですが、あと数日数時間遅かったら止まってしまっていたかも、、、。
ガラスが曇っている、濡れている、それすなわち機械内部まで浸透している。そう考えていただいた方がいいと思います。ただちにケースから機械(ムーブメント)を取り出して乾燥処理を行う必要があります。
ちなみに中に水が入ってしまう原因はいくつか挙げられます。
- リューズが引き出された状態でご使用していた。(ねじ込み式のリューズの場合、ねじ込みを忘れていたなど)
- ガラスにヒビやカケ、割れなどがある。
- リューズや裏蓋、ガラスのゴムパッキンが劣化して切れていたり、変形してしっかり収まっていない。
これらが大きな原因として考えられます。ご自身で分からなければご相談だけでも来ていただければしっかり対応させていただきますので一度いらしてください!
~適切な処理とは?~
まずは上記でもお話しした通り、ケースから機械を取り出してケースの内側、機械(ムーブメント)、リューズなどの乾燥処理を行います。
お客様によっては乾燥処理だけでいい。とおっしゃる方もいます。その場合は乾燥後、機械(ムーブメント)をケースに戻してお返しする流れになるのですが、そのままでは安心してお使いくださいとは言えませんし、そのあとに何かあっても保証はできないのでご了承はいただいております。
最も適切な処理はなに?と思う方もいらっしゃると思いますが、それはオーバーホールです。機械内部まではオーバーホールをしなければ確認することが出来ません。もしパーツ1つにサビがあれば必ず他にもあります。サビが原因で破損してしまえばそのパーツは交換が必要になり、破損したものが他のパーツに接触すれば傷をつけたりまた壊してしまう事も考えられます。オーバーホールだけでは直らず費用もかさんでしまうこと間違いなしです。
それらを未然に防ぐためにも当店では乾燥処理はもちろん、オーバーホールをおすすめさせていただいております。
~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
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オーバーホール | ¥30,800(税込) |
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