1959年、SEIKOで初めて独自の設計技術を用いて作られたマーベルを基に、直系の後継機として発表されたのがこちらのクラウンです。 マーベルから更に高精度化、高品質化を図ったことで、SEIKOの時計が世界水準に達したと認められました。国産時計の歴史を塗り替えたと言われているモデルで、後のGrand Seikoのベースとなりました。クラウンは1959年の初期モデルから1966年に生産が終了するまで中のムーブメントがほぼ同じ物が使われていたことから、発表された段階でかなりの高性能だったことが分かります。

vintageの風格と高い堅牢性