FAQ

クロノグラフ(Chronograph)って何ですか?

Chronograph 

クロノグラフは「ストップウォッチ付き時計」との事を指す業界用語です。その語源はラテン語で クロノ(時)と グラフ(記録する機構)とを合成した言葉です。

通常クロノグラフ搭載の腕時計では、3針モデルの腕時計にはない機能がいくつか盛り込まれますのでご紹介したいと思います。

①ストップウオッチ機能

クロノグラフではストップウオッチを通常の時計機能の中に詰め込んであります。多くの右利きの方向けに設計された(左手着用)の腕時計ではリュース(竜頭)という時間調整用のネジが3時の外側についていますが、ストップウォッチを操るためのボタンがクロノグラフでは追加してあります。写真のTAG Heuerカレラヘリテージでも2時位置と4時位置にプッシュボタンがついてます。

2時位置のプッシュボタンはスタート&ストップのボタンで、4時位置はストップウォッチのリセットボタンがついています。ストップウォッチの針が動いている時はリセットボタンは効かないのですが、停止時にはリセットボタンをすことでストップウォッチをゼロの状態に戻す事が出来ます。

②インダイヤル付き

クロノグラフ時計では表示したい項目が多いためインダイヤルと言う方式を使って様々な時間を表示できるようにデザインされています。写真のTAG Heuerカレラヘリテージでは12時、9時、6時の3ヶ所に小さなメーターがついています。それぞれ、ストップウォッチの12時間計、秒針、ストップウォッチの30分計のメーターです。このインダイヤルの位置は搭載するムーブメントでもどの位置に歯車を持ってくるのか?が異なるためにクロノグラフ搭載時計でも3時6時9時のインダイヤルデザインの時計も人気です。

3つのインダイヤルの内に秒針が有る?とお気づきの方も有ると思います。クロノグラフではメインの(通常の時計で秒針の位置の針は停止しています。)針が12時位置にピッタリ止まっています。この状態を電池切れと勘違いする方も多いので要注意です(笑)。

※本格的なクロノグラフではない場合でメインの針が秒針としてデザインされている場合もあります。

③タキメーターTACHYMETER

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写真の時計は外周ベゼルの内側にTACHYMETER(タキメーター)と記載されています。これはストップウォッチをスタートした地点から1000m移動した地点でストップすると外周の数字がその移動にかかった時速の表示になるというメーターです。モータースポーツの為に開発された時速を図ることのできる仕組みがタキメーターなのです。

現代ではそこまで時速計測の機械が無いよ!というお客様もおられるます。確かに、なかなか使う機会はないですよね?タキメーターはモータースポーツ用の時計に搭載されることの多いデザインですのでデザインもスポーティーになってカッコいいですよね!!ちなみに高速道路の走行中に0m地点でストップウォッチを発動して1キロ通過時点で停止するとその平均時速が計測できますので是非試してみてください。おもしろいですよ!

スタート地点から30秒以内に通過している方は、、、スピード違反ですね(笑)!