【HUBLOT】クラシック フュージョンの分解掃除をご依頼いただきました
修理ブランドHUBLOT ウブロ
こんにちは。ブローチ時計修理工房 神田店 新人スタッフの32です。
今回は、HUBLOT-ウブロ-のクラシックフュージョンのオーバーホールのご依頼をいただきましたのでご紹介させて頂きます。
スイス時計の中でもまだ歴史の浅いHUBLOT
ウブロは、1979年にスイスでイタリア人のカルロ・クロッコが創業した腕時計メーカーです。スイス時計の中では、まだ歴史は浅いと言えるのではないでしょうか。翌年の1980年に当時腕時計の素材としてはあまり使われていなかったラバーベルトを採用し、生まれたのが【クラシック】。ですが、当時はラバーベルトの印象はスイス時計の中でタブー視される傾向があり、猛バッシングを受け、【スイス時計の異端児】というレッテルを貼られてしまいます。スイスでは受け入れられないと実感したクロッコは、故郷イタリアに目を向け、イタリアのファッションショーや展示会に宣伝活動を始めました。すると、イタリアのファッション界にウブロの斬新さが目に留まり、評価したことを皮切りに、セレブ達から支持を集めるようになりました。
ちなみに、ウブロの意味はご存知でしょうか。なんとフランス語で「船の船体にある、採光と換気の役割を果たす小さな窓=舷窓-げんそう-」という意味なんだそうです!!初代クラシックから続く、舷窓のようにビズで留められた文字盤の外周の部分を改めてみると、船の窓に見えますよね!!納得です!
不思議な魅了に魅了される人が続出
奇抜なのにエレガントさも持ち合わせているウブロの時計が放つの不思議な魅力。それに魅了された人は多いのではないでしょうか。世界中のセレブたちを虜にしつつあるウブロは【成功者の時計】とも呼ばれています。その中でも、今回ご依頼頂いたクラシック・フュージョンは、ウブロの歴史の中でもデザイン性と実用性をどちらも高めてきたモデルです。薄くて軽い、着用性に優れ、シンプルかつエレガントなデザインでシーンを選ばずに着用できることが特徴とされています。
ネジは特殊なH型で、ウブロ専用のドライバーでしか開けることができません。私も今回初めてH型のネジとドライバーを見ました!!
今回、時計が動かなくなってしまった。とのことでオーナー様がお持ちくださいました。時計を開け、内部を見てみると、時計の心臓部、テンプにネジが。。。
どうやら内部のネジが外れ、そのネジがテンプを止めてしまって動かなくなってしまったようです。こちらは、オーバーホールし外れてしまったネジを元のあるべき場所へと戻します。
オーナー様よりご友人の結婚式に着けていきたいというお話を伺い、お仕事はもちろん、オーナー様のプライベートだけでなく、そういったご友人の素敵なシーンも数多く一緒にすごされてきたように感じました。
今回は、そんな一面を感じられる素敵な時計のメンテナンスをご依頼いただきました。
メンテナンスされ、再びオーナー様の手元に戻ってくるのが私たちも楽しみです!!
メンテナンスのご相談は、当店へ
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
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