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SKAGEN(スカーゲン)SKW2356水没させてしまった時計の乾燥

修理ブランドSKAGEN(スカーゲン)

洗濯機にかけてしまった腕時計SKAGEN(スカーゲン)SKW2356

今回のご依頼はSKAGEN(スカーゲン)SKW2356です

今回はSKAGEN(スカーゲン)SKW2356の腕時計のご依頼がございました。

SKAGEN(スカーゲン)はデンマーク生まれの北欧デザインのオシャレな時計でOfficial髭男dismの藤原聡さんが

長年愛用している腕時計として記事になっているほど人気が出てきているブランドです。


お話をお伺いするとポケットに時計を入れたまま洗濯機にかけてしまったそうです。

 

こちらのSKW2356はWATER RESISTANT(ウォーター レジスタント)ではないため耐水性がほとんどない状態です。
10気圧防水のものだったとしても洗濯機にかけてしまうと不具合を引き起こす原因になってしまうかもしれません。

そのお話を聞いて内心(最悪の場合、お力添えできない可能性が高いかも…。)とお持ちいただいた時計を見てみると、
秒針が何事もなかったかのように動いていて「動いていますね!」と驚きつつ声に出してしまいました。

 

今動いているからと言ってまだまだ安心できる状況ではありませんが即座に対応すれば最悪の事態は避けることが出来そうでした。

水没させてしまったSKAGEN(スカーゲン)の腕時計の風防に曇りが見えます
オーナー様も「そうです!動いてはいるんです!」とお返事いただくと同時に「ただ(風防の)中が曇ってしまっていて…。」とやはり心配そうな声を漏らします。

 

水につけてしまった時計が動いていたとしても内部の機構についている油が取れてしまい、
少し時間が経過してから不具合が発生するケースも多々あります。

一番おススメしたいのはオーバーホール(分解洗浄)ですがオーナー様のご予算の都合もございます。
そこで今回ご提案させていただいたのがオーバーホールまで細かくは分解しませんが、ある程度時計をパーツ分けしての乾燥です。

 

ある程度パーツ分けをして乾燥させます

お預かり現在動いていますが水が時計の中で蒸発したり液体化したりを繰り返すことで急速にサビが発生するリスクが高い状態です。
ですので、時計を少しだけばらして乾燥して水を外に完全に逃がしてそのサビてしまうリスクを取り除いてあげる提案をいたしました。

もちろん乾燥させた後に動いていたとしても今回の浸水によるダメージがぬぐい切れるというわけではありません。
それでももう一度安心して使える可能性があるなら、とオーナー様のご決断により乾燥のご依頼を承りました。

サビの進行はこういったやり取りをしている間にも進んで行ってしまいますので、
ご依頼を受けましたら正に1分1秒を争う迅速な措置が必要です。

乾燥の為にパーツをある程度ばらばらにした状態で乾燥していきます。

 

乾燥が終わったらパーツを元に戻して完了です。
念のために一日様子を見て動きに異常が見られなければオーナー様にお返しとなります。

 

オーナー様の心配されていた風防の曇りも除去されました。

 

こころなしか輝いて見えるSKAGEN(スカーゲン)SKW2356
洗濯機にかかった為か綺麗になりピカピカに光っているようにも見えます(奇麗になるとしても決して洗濯機には入れないでくださいね)。

 

最初は半ばあきらめかけていたオーナー様もお受け取りの際に安心された様子で時計をお持ち帰りになられました。
もしも「もうダメかも…」と思われるような時計の不具合があったとしても是非一度ご相談下さい。精一杯お力添えいたします!

時計の内部乾燥(時計の形状・浸水度合い等により変わります) ¥2,200(税込)

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