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IWCアンティーク自動巻き腕時計のオーバーホールのご依頼

修理ブランドIWC

歴史を感じるIWCのアンティークウォッチのご依頼

歴史を感じるIWCの推定50年程前の自動巻き腕時計

ドイツ国境の間近シャフハウゼンに拠点を置くスイスの時計メーカー「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー〈IWC〉」
1868年にアメリカ人であるフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ氏によって創業されたIWCは端的に質実剛健といった風に社風を評されることで知られているそうです。

1970年代初頭までは、あのロレックスよりも格上の高級ブランドとして認知されていたこともあったそうです。
そんなIWCの推定50年ほど前のデイト機能搭載自動巻き腕時計のオーバーホールのご依頼がございました。

オーナー様のお父様がお持ちだった時計のようですが譲っていただくことになったそうです。
ですが、巻いても動く気配がなくちゃんと動かして使いたいとご要望がありこの度ご来店下さいました。


受付を進める為にも診断を行います

診断のためにIWCの腕時計の裏蓋を開けていきます

オーバーホールを長いことしていなかったため行う意向は固まっていましたが、
動かない原因を、可能な限り受付の診断で判明させなければなりません。

実際に時計を手にしてみると自動巻きの巻くための機構になるローターが円滑に回り
状態は良さそうに感じましたが針が動き出すようすは無く反応を示しません。

目で見てみないと原因がわかりそうになかったため裏蓋を開けて中を確認していきます。

中の状態もとても奇麗で良いIWCのアンティーク自動巻き腕時計
開けてみると本当にアンティークなのかと疑うほど状態が良く、とても奇麗な状態でローターの回りが良いのも納得しました。

テンプに何か挟まっているIWCのアンティーク自動巻き腕時計

しかし動かない原因はどこにあるのでしょうか…中の機構を注意深く見ていきます。

IWC自動巻きの腕時計のテンプを拡大すると何かが挟まっているのがわかります
すると時計の心臓部分、ペースメーカーの中核になるテンプの間に何か挟まっているのを発見しました。

IWC自動巻き腕時計の内部で取れてしまっていたネジ

これは何かのネジのようです。どこかのネジが取れてしまいテンプの間に挟まってしまったのでしょう。
このネジもどこから取れたか、よ~く機構を見ると判明できるものでした。

ムーブメントの左上と右下に半月状のくぼみがありますがこのくぼみにネジがちょこっと見えているものとそうでないものがあるのがわかります。


この半月状のくぼみの側面からネジを通すことによって盤面とムーブメントを固定している役割をしているネジのようです。

ネジを取り除き無事に動きが確認できるようになったIWC

これで動かない原因ははっきりしました。ネジを取り除いて動くかどうか試してみると…動きました!
オーバーホールを行いリフレッシュとネジを元の場所に入れてあげることが出来ます。

念のためタイムグラファーを用いて日差を測りますが+30秒/日 以内に収まっていて状態の良さを改めて実感いたしました。
オーナー様がご家族より譲り受けた大切な時計、丁寧にオーバーホールしてお客様のお手元にお返しいたします。

もし動きがおかしかったりするようなアンティークの時計をお持ちでしたら是非ブローチ時計修理工房へお持ちください。
診断させていただき、お客様にとってのベストを提案いたします!

皆様のご来店お待ちしています。

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