Tiffany&Co.(ティファニー)のオーバーホールを行いました!
修理ブランドTiffany & Co. ティファニー
上品なデザインのTiffany&Co.(ティファニー)の腕時計
Tiffany&Co.(ティファニー)のオーバーホールを承りました。
こちらはデイト機能付きのクオーツタイプのティソロというモデルのメンズサイズです。
真っ白の文字盤にゴールドのシンプルなインデックス。秒針のない二針というミニマルデザインです。
しかし、しっかりデイト機能付きなので、実用性と上品さの両方を兼ね備えた時計です。
ブランド:Tiffany&Co.(ティファニー)
モデル名:ティソロ
型番:M0112
素材:ステンレススチール(SS)/イエローゴールド(YG)
ケース直径:約36×34mm
ムーブメント:クオーツ
ティファニーってどんなブランド?
Tiffany&Co.(ティファニー)の創業は1837年9月。なんと180年を超える超老舗。
本社所在地は、アメリカ合衆国ニューヨーク市。
ちなみに同年1837年にはHERMES(エルメス)が誕生しました。
当初は、創業者である、チャールズ・ルイス・ティファニー氏とジョン・バーネット・ヤング氏の名前から名付けた「ティファニー・アンド・ヤング」という文房具やファンシーグッズなどを扱うお店でした。
その後、フランス二月革命に伴い、亡命中のフランス王室からダイヤモンド入りの王冠を買い付けたことがきっかけで、宝石業に本格的に進出。1853年には現在の社名に。有名な「ティファニーブルー」もカンパニーカラーとして採用されました。
1867年にはパリ万博で自社の銀器が優秀賞を受賞。1878年の同万博でも銀器やジュエリーで受賞。欧州にも名を広めて行きました。このように、ティファニーは創業からわずか30年余りでヨーロッパでの認知度をも獲得していくのです。
現在はジュエリーだけでなく、腕時計・フレグランス・レザーグッズ・食器など多岐に事業を展開しています。
クオーツなのにオーバーホールは必要なの?
そもそもオーバーホールとは、分解掃除とも言われ、ムーブメントを部品レベルまで分解して、洗浄。組み立て時に調整や注油を行う、という大掛かりなメンテナンス作業のことです。
結論から言いますと、クオーツタイプでもオーバーホールを行ったほうが長く使い続けることができるので、いい時計ほど行うことをオススメします。機械式は3~5年に一度、クオーツ式は8~10年に一度をお勧めしております。
機械式もクオーツ式も歯車の潤滑油の劣化は同じように起こります。
機械式の場合は、この潤滑油の減りによって時刻の遅れや止まりなどの不具合が起こることがほとんどです。しかし、クオーツ式は潤滑油が減ったとしても遅れたり止まるということにはなりにくいです。
ですが、潤滑油が減って摩擦が生じることで電池の消耗は激しくなり、すぐに電池が切れて止まってしまうなどの症状が出ることが多いです。
高級な時計・大切な時計は、購入してから10年ほど経過しているようであれば、一度オーバーホールをご検討してみてください!
10年に1度の徹底的なメンテナンスで半永久的に使い続けることができますよ!
オーバーホール | ¥31,900(税込) |
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