ブルガリのケース・ブレスのポリッシュ

修理ブランドBVLGARI ブルガリ

ブルガリは銀細工職人のソリティオ・ブルガリ氏が立ち上げたブランドです。イタリア製であるが故のその卓越したセンスは時計のデザインにも現れています。もちろん今回ご依頼いただいた「アショーマ」というモデルにもです。

この時計は正面から見るとまずはアショーマの見た目について触れていきましょう。時計を正面から見てみると長方形の見た目をしています。しかし、横から見ると流線型のデザインで、見る角度によってさまざまな印象を受けます。しかも針の種類だけで三針のみの物からクロノグラフまで付ける人の好みに合ったものを選択する事が出来ます。また、先程述べた流線型のデザインも相まって見た目だけでなく着け心地にもこだわったデザインとなっています。

アショーマはこの時計の発祥の地であるイタリアの言葉ですが、日本語に直すと主張という意味です。この時計にピッタリの名前ですね。

 

さて今回はこの特徴的なケースに関するお悩みの依頼です。

 

お持ち込みのお客様が特に気にしていたキズがケース右側の擦れたような深いキズがあるのが確認できます。

今回はポリッシュ加工を施します。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

ブルガリBulgari の時計修理、オーバーホールやケースの磨きはBROOCHブローチ新潟時計工房

かなり深く大きい傷なので、きれいに磨き上げるには細心の注意を払って、この部分角の部分が丸くなって元々のイメージを損なわないように気を付けて磨く必要がありました。

 

ブルガリBulgari の時計修理、ブローチ新潟時計修理工房のケースポリッシュで時計が新品同様に復活

問題の部分をほぼ丸くならず、キズもほとんど目立たなくする事が出来ました。

後は全体に磨きをかけてピカピカに仕上げていきます。男性用の腕時計は磨きとヘアーラインつや消しのツートン仕上げになっている場合が多いのですが、グロス仕上げはポリッシュしてピカピカにヘアーラインはヘアーライン仕上げでカッコよく仕上げていきます。

ステンレス素材は確かに頑丈ですが、汗や皮脂などの汚れをそのままにしておくと、腐食してしまうこともあります。腐食してしまった部品は我々時計師でも直すことは不可能です。特に本モデルのような何十年も前に製造されたモデルであれば、なおきおつけなければなりません。部品も新しく仕入れることもできないので、今あるものを大切につかっていくしかありません。保管する際はなるべく汚れを落としてから保管されることをお勧めします。

ケースポリッシュで新品同様の見た目に時計が復活。これでまたお客様の腕で活躍できることでしょう!

ブルガリBulgariアショーマはBROOCH時計工房のケース磨きで新品の様にピカピカに磨きあがった

 

 

ポリッシュ加工 ¥5,000(税別)