ロレックス デイトジャスト Ref.1601/4

修理ブランドROLEX ロレックス

デイトジャストはその名の通りデイトジャスト機構を搭載した時計です。デイトジャスト機構とは夜中の0時になると同時にカレンダーの日付が切り替わる機能です。(普通の時計は徐々に切り替わります。)

今回はロレックス デイトジャストのオーバーホールとポリッシュ加工の依頼です。

今回は同時進行でポリッシュ加工を施します。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

ステンレス素材は確かに頑丈ですが、汗や皮脂などの汚れをそのままにしておくと、腐食してしまうこともあります。腐食してしまった部品は我々時計師でも直すことは不可能です。特に本モデルのような何十年も前に製造されたモデルであれば、なおきおつけなければなりません。部品も新しく仕入れることもできないので、今あるものを大切につかっていくしかありません。保管する際はなるべく汚れを落としてから保管されることをお勧めします。

さらに今回はプラスチック風防にも多数の傷が入っていたので研磨してきれいにしていきます。画面上の風防ガラスを見ていただくと長年使用していただいたためか、多数の傷が確認できます。また、傷が多いので風防自体が曇って透明度が下がってしまっています。

 風防磨きは、画面下の写真にあるバフモーターという機械に研磨剤をつけて表面を研磨して傷を消していきます。

バフモーターで磨き終わった後は、仕上げに専用の研磨剤をクロスに着けて手作業で磨きます。

 

 最初は傷だらけで曇っていた風防ガラスがここまできれいになりました。(細かい傷を消すことはできますが、あまりにも深い傷を治そうとするとその分だけガラスをたくさん削らないといけないので注意が必要です。)

 機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。長年愛用していた時計の傷が目立つようになりましたら、いつでもブローチ時計修理工房にお越しください。

風防磨き ¥5,000(税別)
オーバーホール ¥35,000(税別)