Cartier Vandome Louis Cartier Trinity(カルティエ・ヴァンドーム ルイ カルティエ・トリニティ)の電池交換。
こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
今回はCartier Vandome Louis Cartier Trinity(カルティエ・ヴァンドーム ルイ カルティエ・トリニティ)の電池交換のご依頼を承りました。
K18イエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドの3色からなる”トリニティ”がケースにデザインされたフェミニンさ上品さを兼ね備えた美しい一本ですね。
『Cartier Vandome(カルティエ・ヴァンドーム)』
Cartierの1980年代から代表的なモデルのひとつである『Vandome/ヴァンドーム』は、女性らしいフォルムでイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの3色からつくられる”トリニティカラー”が特徴的で『Tank/タンク』シリーズと並ぶ人気を誇っております。
ちなみに、”トリニティカラー”には【愛・友情・忠誠心】という意味がこめられています。
あの三本のリングからなるトリニティリングにも同じことが言えますが、この意味を知ると大切な人に贈りたくなりますね。
ヴァンドームの名称の由来は、Cartierが本店を構えるフランス・パリのヴァンドーム広場から名づけられています。
Cartierの時計の中でも歴史は古く、1933年に馬車のシャフトのアタッチメントからデザインされたと言われております。
それでは、電池交換をすすめていきます。
こちらの腕時計の裏蓋は2点のネジ式で留められております。
精密ドライバーで慎重にネジを外していきます。落ち着いていきましょう。
裏蓋を外すと、ケース・裏蓋・文字盤とともにムーブメントに分かれて収納されておりました。
最近のクォーツ式腕時計では、ケース風防前面と文字盤・ムーブメントはリュウズをケースに通して固定されているものが多いので、この年代ならではのつくりに出会うことができました。
綺麗に仕上げられたCartier自社ムーブメントCal.690が姿を現しました。
さっそく新しい電池に交換して動作確認をしつつ、ぴったりとサイズの合った新しいパッキンに交換していきます。
風防の内側、文字盤は”ロディコ”と綿棒などをつかってチリやホコリをキレイに清掃します。
正常に動き始めましたので、慎重に文字盤付きムーブメント、裏蓋、ケースをもとに組み立てていきます。
正しい時刻に時刻を合わせたら、電池交換は完了です。
Cartier(カルティエ)の腕時計の電池交換はBROOCH時計修理工房にお任せ下さい!
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
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