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BVLGARI(ブルガリ)ブルガリブルガリBB23SS/12の電池交換

5月 23rd, 2022

こんにちは、ブローチ時計修理工房 蒲田店 スタッフNです。
今回はBVLGARI(ブルガリ)ブルガリブルガリBB23SS/12 12Pダイヤインデックスの電池交換・パッキン交換のご依頼を承りました。

BVLGARI(ブルガリ)ブルガリブルガリの正面からみた画像

1977年から続くブルガリを代表する腕時計シリーズ『ブルガリブルガリ』。
鬼才時計デザイナー“ジェラルド・ジェンタ”氏が手がけたことでも有名です。
デザインは“ローマ神殿の支柱”にインスパイアされたと言われるもので、ベゼルには『BVLGARI』の文字が上下に2つ刻まれます。
古代から続く普遍の“美”を感じさせるような優れたデザインをもっています。
こちらは23mmの女性用モデルです。
文字盤に配された輝くダイヤが華やかさを感じさせます。
ちなみに、こちらの『ブルガリブルガリ』は後期のモデルとなっており、文字盤に『BVLGARI』ロゴの印字がありますが、初期モデルは文字盤に『BVLGARI』ロゴは印字されておりません。

BVLGARIとは


BVLGARIは、ギリシャ系イタリア人のソティリオ・ブルガリが1884年にイタリアのローマに創業した高級宝飾品ブランドです。
フランスの企業グループであるLVMHグループに属しています。
企業としての商号は、「J」「W」「U」がなく、かつ小文字もなかった古代アルファベットの表記法により「BVLGARI」と表記されています。
元は高級宝飾店として開業し、1977年から腕時計の製造も始まりました。
2000年代以降は、香水やメガネフレーム、レザーアイテム(ハンドバッグや財布)なども取り扱っており、リゾート・ホテルの経営にも乗り出している。
宝飾品、時計、バッグなどにみられるヘビの頭部をあしらったデザインなどがブランドアイコンとされています。

それでは電池交換を進めていきます

BVLGARI(ブルガリ)ブルガリブルガリの背面・裏蓋の画像

こちらの腕時計の裏蓋をみると、6時側に大きくせり出ている箇所があるので、ここからこじ開けという工具を使い、裏蓋を開けていきます。

BVLGARI(ブルガリ)ブルガリブルガリの内部ムーブメントの画像

ムーブメントが現れました。
オーナー様は前回、BVLGARI(ブルガリ)の正規店で電池交換を行っていた、とおっしゃっていましたので、その時の電池を取り除き、新しい電池に交換します。
この時点でまず、針が正常に動いているのかを動作確認をします。
こちらの腕時計は時針・分針の2針タイプなので、わかりやすい12時丁度に合わせ動作確認をします。
針が動くのを待っている間に、パッキン交換をすすめます。

ヨレてしまった古いパッキンを外し、裏蓋のサイズ・太さにあわせた新しいパッキンを用意し、シリコングリスをまとわせて、裏蓋にパッキンを装着させます。

腕時計の針は今回、全く問題なく正常に動きましたので、新しいパッキンを装着した裏蓋をもとに戻し、正しい時刻に合わせて完了となります。

 

ブローチ時計修理工房 蒲田店の外観の様子です。
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。

ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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